『Lester Young and The Kansas City 6 -The Complete Commodore Recordings-』
『THE JAZZ GIANTS '59』のレスター・ヤングの音楽にすっかり骨抜きにされたボクは、レスター・ヤング全盛期に録音されたというこのレコードに飛びついたのでした。いま考えると、渋すぎる高校生だな(^^;)。。ただ、これが本当にジャズのガイド本によく載ってるあの名盤かどうかは分からないです。というのは…僕が買ったのは、「KANSAS CITY 6」というやつなんですが、名盤ガイドによく出てるヤツは、ジャケット写真もデザインもそっくりなんですが、よく見ると「KANSAS CITY 5」だったりして(゚m^;)ヤッチャッタカ。。ちなみに、「Kansas Citx ○○」というバンドは、カウント・ベイシー楽団の在籍メンバー数人で作ったコンボにつけられたバンド名だそうです。録音は1938年と1944年、僕が持っているのは日本盤の2枚組LPボックスセットで、これに入っている録音でレスター・ヤングがコモドアというレーベルに残した録音はすべてだそうで。コモドアと言えばビリー・ホリデイのアレですが、バップ直前ぐらいのスウィング・ジャズのレコードが多いレーベルなのかなあ…ゴメンナサイ、モダンジャズ以前は好きではあるんだけどぜんぜん詳しくないんです(^^;)。。そうそう、「コンプリート・レコーディング」というわけで、NGテイクがギッチリ詰まってるんですが、NGと言っても演奏がパッとしないからNGにしたんじゃなさそうで、同じ曲でもテンポが全然違ったり、長調と短調を入れ替えてる曲まであって、聴いてていろいろ楽しい(^^)。