『Tibetan Incantations』

Tibetan Incantations 続いて、チベットがらみのCD。こちらは前のCDとは反対に、思いっきりイタい目を見たやつです。CDのタイトルは「チベットの呪文」、そしてこのCDのジャケット。この人、ダライ・ラマ14世ですよね?僕はこのふたつに思いっきりだまされました(=_=)。いや~、左上の文字デザインを見て「リアルな民族音楽や宗教音楽じゃなくって、スタジオで作った安っぽいおみやげCDっぽいな」というところまで見抜かないといけなかった。。

 このCD、「チベットの呪文」というタイトルです。BGMに乗って、たしかに同じマントラが繰り返し歌われてます。そういう意味で「チベットの呪文」はウソじゃない。でも・・・音楽が、思いっきり中国の漢人音楽です。しかも、中国音楽と西洋の軽音楽がフュージョンして出来たライトな中華ポップス。シンセサイザーの3和音の上で胡弓がてきとうにメロディーを奏でて、バイトで雇ったような歌手が当たり障りのない声でマントラをくり返してます。ああ、これと似たような音楽を、僕は日本のインチキ臭い新興宗教団体の勧誘ビデオで耳にしたことがあるぞ・・・。チベット文化を貶めたい、またはみんな中華化してしまいたい中国の漢人同化政策の一環で作られたんじゃないかと疑ってしまうレベル。中国のライトポップスを聴きたいのなら別ですが、リアルなマントラを聴きたいとか、チベットの音楽を聴きたいと思うのなら、買っちゃいけないCDだと思います。いや~、このブログで「買うな」と書いたのははじめてかも(^^;)。。


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
フリーエリア
検索フォーム
リンク
最近気になってるCDとか本とか映画とか
 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
これまでの訪問者数
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
アド