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映画『グッドフェローズ』 マーティン・スコセッシ監督

GoodFellas.jpg スコセッシ監督&ロバート・デニーロの組み合わせと言えば『タクシードライバー』ですが、この映画も両者の組み合わせ。お笑い芸人テルさんの物真似を見てがぜんデニーロに興味を持った妻の要望で借りてきました(^^)。あの物まねを見て笑うにはこの映画のデニーロが最適かと(^^)。あと、この映画で主演しているレイ・リオッタという俳優さん、どこかで見たことある、なんだっけ・・・あ、『ハンニバル』でレクター博士に脳みそ丸見えにされてた人だ!そういえば『アイデンティティー』の夢の中でも活躍してたな・・・いや~、こうやって点と点が結びついていくのって、気持ちいいですね。最近、俳優さんの名前を覚えるのが楽しくなってます(^^)。

 実話を元にしたアメリカのマフィア映画でした。普通の中学生がどうやってマフィアなんて普通じゃない組織に入って、どういう生き方をして、最後にどうなったのか、これが丁寧に描かれています。映画は、トランクに詰めた人に「なんだまだ生きてたのか」と止めを刺すところから始まるんですが、この時点で「男の美学系じゃなくって、パルプフィクションみたいなチープ系かな?」と、嫌な予感。その予感は半分あたり、半分はずれ。内容はチープでしたが、でも面白かった!

 主人公がマフィアの大物でなかったこと、またマフィアを必要以上に美化したり貶したりしなかったところが、リアルで良かったです。大物すぎると「自分とは違うな」となっちゃうんですが、これぐらいの人が主人公だと感情移入できるっす(^^)。そして、マフィアのおっかない所と楽しい所が両方描かれてて、ここもすごくリアル。小学校高学年とか中学校ぐらいの時って、仲間と群れたりするじゃないですか。それで、ちょっと悪い事もしちゃったり。あれって、おっかないだけじゃなくって、楽しいんですよね。この映画に描かれたマフィアはその延長みたいなもんだと理解できました。普通だと万引きぐらいでとまりそうなものが、マフィアに行くレベルになるとちょっと行き過ぎちゃった感じなんだな、みたいな。この映画の主人公は、人生の前半は仲間意識の強さもあって、悪い事やっても怖いものなし、大金は入ってくる、モテる、怖い人とも接触するので肝を冷やすときもあるけど基本はウハウハです。でも、歯車が狂いだすと・・・。
 「グッドフェローズ」というのはマフィア用語で「仲間」「いいやつ」みたいな意味、ここが大事なんでしょうね。この言葉の意味が、映画の前半と後半で違う意味になって、最後にはほとんど皮肉みたいになってしまいます。けっこうシリアスでハードボイルドにまとめた『タクシードライバー』とは違って、僕的にはこの軽妙さはカッコよく見えました。絶対に見るべき映画とは思いませんが、「あの映画、良かった?」と訊かれたら「かなり楽しめた!」と言える映画。そうそう、この映画、ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞しているみたい。深い内容より軽薄でもリアリティが評価された時代という事でしょうか。なるほど、1990年代的かも知れません(^^;)。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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