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『George Russell Sextet / Ezz-thetics』

George Russell Sextet Ezz-thetics 超大推薦のモダン・ビッグバンドのアルバムとして、ジョージ・ラッセルのアルバムを紹介させていただいた事がありますが、これはラッセルさんのセクステット作品、1961年作品です。ジョージ・ラッセルといえばかなりコンテンポラリーなアレンジという印象が強いんじゃないかと思うんですが、このアルバムはストレートでイケイケのジャズとラッセル風モダンアレンジの両方を聴くことの出来る好盤じゃないかと(^^)。

1曲目「EZZ-THETIC」は、攻めまくりストレートジャズの代表のような曲と演奏。高速テンポで疾走しまくり、3管のアレンジもトゥッティ中心で、あくまでプレイヤーそれぞれの飛ばしまくるソロが中心。エリック・ドルフィーの参加が光りますが、実際には他のメンバーのソロも最高。ジョージ・ラッセル(pf, arr)のほか、ドン・エリス(tpt)、デイブ・ベイカー(tb)、スティーブ・スワロウ(bass)、ジョー・ハント(dr)、全員ソロがキレッキレです(^^)。
 そして、アレンジャーとしての腕の見せ所はマイルス・デイビスの2曲目「ナーディス」以降で光ります。おお~これはテーマのブラスアンサンブルが見事ですね~、こういうアレンジを聴きたいからジョージ・ラッセルのアルバムを買うわけですし、マイルスやらブレッカーには絶対出来ない芸当でしょう。。3曲目はヘッドがモンクの曲みたいにグニャグニャしていてカッコいいですが、あとはただのソロ回しでした(^^;)、あ~でもこれはジョージ・ラッセルのピアノソロが面白いな、これもモンクっぽくて面白い、分析してみたらいろいろ発見がありそうです。そして4曲目のオリジナル「THE LYDIOT」でついにラッセル節全開!!これはほとんど『Jazz in the Space Age』に入ってた「Chromatic Universe」のコンボ版といった感じ。僕はこれが一番好きだ。。5曲目は和声やアンサンブルというよりも、楽曲の様式がかなり面白いです。最後の「’ROUND MIDNIGHT」は、イントロにちょっと工夫がしてありますがちょっとクサいかな、ヘッドに入って以降は普通でした。
 セクステットとかセプテットあたりの編成のジャズって、ビッグバンド的なアンサンブルの妙も楽しめるし、トリオやカルテットみたいなプレイヤーのソロも楽しめるし、なかなかおいしい編成と思います。そうなるとアレンジャーのアレンジが大きな鍵になってきますが、僕はストレート系ではチャールズ・ミンガス、コンテンポラリー系ではジョージ・ラッセルかギル・エバンスのコンボアレンジが好き。思いっきり月並みな趣味ですけど、いいと思うんだからしょうがないですよね(^^)。ストレートジャズに少しだけコンテンポラリーが混ぜてあるようなアルバム、もっとゴリゴリのコンテンポラリーなジョージ・ラッセルが聴きたいときには物足りないけど、ジャズ的な攻めの演奏が炸裂しまくるラッセルの音楽を聴きたいならこれが一番!カッコいいです!!



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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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