というわけで、ちょっとだけひねったメインストリームジャズを聴こうと思ったら、このアルバムは文句なしでした。すごい疾走感のソロに素晴らしくビッタリ決まるアンサンブルと、いう事ないです。すげえなあ。ただ、DECCAから出た『Jazz in the Space Age』みたいな超コンテンポラリーな作品を期待すると期待を外されるかも。それにしても、レイシーとかドルフィーとかもそうですが、Prestige とかRiverside に録音すると、あんなに個性ある人たちが途端に普通に演奏しちゃったりしますよね。こういうところは、レーベルを見た時点である程度予想できるぐらいになってないと、ジャズのリスナーの道は歩めないのかも(^^;)。