FC2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『Frank Zappa / The Grand Wazoo』

Frank Zappa The Grand Wazoo  『ワカ/ワジャカ』と同じ1972年に、フランク・ザッパが発表したアルバムです。あっちはソロ名義でしたが、その後に発表されたこっちはマザーズ・オブ・インベンション名義。でも、音楽はけっこう近くて、どちらもかなりジャズ寄り。『ワカ/ワジャカ』がよりアドリブ全開のジャズ・フュージョンに近くて、こっちはビッグバンドのアレンジにより力が入ったかんじかな?まあ、そのぐらいの差だとおもいます、誤差の範囲(^^)。

 デビュー当時はアヴァンギャルドなロックンロールバンドという感じだったマザーズは、どんどん色んな音楽をチャンポンしてより得体のしれないものになっていきましたが、このアルバムまで来るとバンドが相当にうまくなってます。ここまで出来るなら難しい曲もやりたくなるだろうし、ブラスセクション持ってるんだから凝ったビッグバンドアレンジもしてみたかったのかも。そういう意味で、ブラス・ロックっぽくて、色んな音楽をくっつけてどんどん展開する曲を書きあげてます。1曲目「Grand Wazoo」なんかその典型で、13分近い曲は簡単なコーラス形式じゃなくてガンガン展開するしリズムも変わるしトゥッティもバシバシ入るわで、演奏がかなり大変そうですが、しかし見事に演奏してます。これ、ミュージシャンは大変&楽しかっただろうな。。
 そんなわけで合わせ重視のアレンジ物の曲が続きますが、アルバム後半になるとアドリブ重視のプレイを聴かせる曲が連発。4曲目「Eat That Question」は、バンドがメッチャクチャうまいです、ものすごい疾走感の演奏、ザッパのギターソロもドラムのグルーブもとんでもなくカッコいい!!そしてラストナンバー「Blessed Relief」、これはもう上質なミドルナンバーのフュージョン。その辺のフュージョンバンドよりうまいんじゃなかろうか、しかもメッチャいい曲です。

 これだけ書くととんでもなくすごい作品に聴こえちゃうかもしれませんが、なんせマザーズ、要所要所にパロディが入るので、どこかで肩透かしを食う(^^;)。まあ、そこがザッパの音楽らしいって言えばらしいけど。僕はマザーズだとマジメに硬派な『Weasels Ripped My Flesh』とか『Uncle Meat』とかが好きですが、おふざけ部分は置いといて、アヴァンギャルド色は控えめの正攻法で作り上げた完成度の高いアルバム、ジャズ路線ではザッパの代表作のひとつに入る入念に作り込まれた力作だと思います!!いや~、ザッパってやっぱりすごいな、聴いていて引き込まれちゃいます。

関連記事
スポンサーサイト

Comments

12 2018 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
検索フォーム
アド
これまでの訪問者数
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS