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ジャズギターの練習法

 少し前に、ブログ友達の方がジャズギターでなかなかアドリブが取れるようにならない、らちが明かないと悩んでおられましたので、差し出がましいとは思ったんですが、練習の方法を少しだけアドバイスしました。私はピアノが得手なんですが、実は趣味でギターも弾いてたりするのです(^^)エヘヘ。ジャズバンドに参加させていただいていた頃、余興でギターとピアノを1曲だけ交代して演奏した事もあります。クラシックは四苦八苦ですが、ジャズはジョー・パスみたいな極端にすごいものでさえなければ結構いける(*^ー゜)v。思うんですが、ジャズギターって、初心者向けの教科書が幅を利かせすぎて、本気で勉強したいと思ってる人がちゃんとしたメソッド本になかなか辿りつけない状況になってる気がします。他の音楽と比べてもさしてむずかしいとは思えないコード進行の上で、何年練習してもアドリブできるようにならないというのは、ほんとうはあり得ない事。それって、音楽を学ぼうとしている人の練習量が足りないだけではなくって、そもそも何を学べばいいのか、何を身につければいいのかが分からないままである事に原因があるんじゃないかと。というわけで、この記事が、ジャズギターの勉強をしているけどなかなか弾けるようにならないという人の助けになってくれれば幸いです(^^)。

(ジャズギターのアドリブの基本的な考え方とその練習)
*ジャズのアドリブってアプローチが色々あると思うんですが、なにをするにもダイアトニック・ソロというものを演奏出来るのが大前提、その練習法です!

 (ツーファイブフレーズ丸覚えばかりではなくて)コードトーンとアヴェイラブルノートスケールで演奏する練習をしてみてはいかがでしょうか。曲のすべてをストックフレーズでまかなうというのは、理屈では不可能じゃないでしょうが無理があると思うし、そもそもそれは「ジャズを演奏する」というのとは違う気がしますし(^^;)、その練習を10年続けてもアドリブ出来るようにはならないと思います。アドリブ演奏ってどうやるものなのかというリクツを最初に理解して、次にそれを出来るようになるための基礎練習をひたすら繰り返す、これがジャズを含めた西洋のポップス曲の上でのアドリブをする練習だと思います。ジャズのアドリブシステムは、ベーシックな所はすごく単純です。今、ここに全部書けるぐらいです。まずはシステムのリクツを頭に入れて下さい。

GuitarSiban.jpg
 一番最初に、ギターのフレットと実音を一致させます。3弦5フレットはCですよね?そういうやつです。もし覚えていらっしゃらないようなら、覚えて下さい。ギターの人の場合、これを覚えるのを避ける人がいますが、これを避けるようではジャズ以前に音楽なんて無理と思って下さい。ここを大前提として…

 最初に、コードの構成音で自由自在にアドリブ出来るようにします。1弦から6弦まで、どこにルートがあっても、△7、dominant7、m7、m7♭5、dim の5つのコードがすぐに演奏できるようにします。その時に重要なのは、押さえているコードのどれが3度音程で、どれが5度音程で、どれが7度音程であるかをしっかり認識することです。形で覚えるだけでなく、その形のうしろに度数が透けて見えるようにします。こうしておかないと、m△7♭9♭13みたいなコードが出てきた時に、パッと演奏できるようになれません。例えば、3弦5フレットのCを押さえた時、セブンス音を表現したければ、一番押さえやすい所は1弦6フレットですよね?3度音程は5弦5フレット、5度音程は4弦5フレットか1弦3フレット…こういう構成音のインターバルを、すべての弦をそれぞれ基準にしてギターのフレット上で覚えて下さい。これを覚えていると、どの弦のどのフレットでルートを押さえたとしても、そこを基準に4つのコードトーンがパッと演奏できます。こうやって、まずは4つの構成音で自由自在に演奏できるようにします。この段階まで出来ると、曲をアナリーゼできていなくても、書いてあるコードネームだけでまずは演奏できるようになります。
4gen root

 それが出来るようになったら、次にアヴェイラブル・ノート・スケールでのアドリブ演奏を練習します。例の、トニックはionian、Ⅱm7はdorian・・・というあれです。練習方法ですが、ジャズの典型的なコード進行に従って行います。ご存じのように、ジャズのコード進行はクラシックと違って基本的にドミナント・モーションの連続ですので、いちばん遠回りをしてもせいぜい1→7→3→6→2→5→1(他は1→4→2→5→1も有名)という順で戻ってきます。というわけで、日々のルーチン練習として、例えばCをトニックとしたら、Ⅰionian→Ⅶlocrian→Ⅲphrygian→Ⅵaeorian→Ⅱdorian→Ⅴmixo-lydian→Ⅰionian (1→4→2→5→1の練習はⅠionian→Ⅳlydian→Ⅱdorian→Ⅴmixo-lydian→Ⅰionian)、とスケールを上向と下降で練習します。この練習はまったく難しくないです、ひとつのkeyであれば、1週間もあれば自在に演奏できるようになると思います。練習する時に重要なのは、常に演奏している度数を意識することです。例えば、Gmixo-lydianで表現されている3度はB、短7度はFですよね?こういう所を常に意識して演奏します。これが出来るようになれば、いいアドリブかどうかはともかく、keyCの曲で手が詰まる事はなくなる筈です。

 基本のアヴェイラブル・ノート・スケールでの演奏が出来るようになったら、次にもう少しジャズ的なサウンドを持たせたスケールに入れ替えて練習します。先生に習っていると思いますが、ジャズの場合はドミナント7コードをストレートにmixo-lydianで表現することはあまりないです。構成音の幾つかを変化させて次のトニックへの繋がりにジャズっぽい色を出すんですが、最初はよく分からないと思うので、オルタード・スケールというのを使って練習します。また、ジャズではⅥm7というコードは実践ではあまり使わず、Ⅵ7に入れ替えて演奏します。このコードにもオルタード・スケールが使えます。というわけで、次の毎日のルーチン練習は、Ⅰionian→Ⅲphrygian→Ⅵaltered→Ⅱdorian→Ⅴaltered→Ⅰionian、みたいな練習を日々のルーティンにします。

 ジャズのアドリブって、基礎はたったこれだけで、ぜんぜん難しくないです。本番では、更にこれより簡単な方法で演奏できます。この練習がよどみなく出来るようになったら、はじめて曲を演奏してもいいです。ジャズの曲を転調に気を付けてアナリーゼして、曲のどこにどのコード/スケールを対応させるかをあらかじめ決め、そして日々のルーティンと同じように練習します。それが出来るようになったら、その曲の要所でカッコよくしたいところだけ、いま練習なさっている「決めフレーズ」を嵌め、アレンジを施して、曲を完成させます。

(具体的な練習メソッド) *「理屈は分かるけど具体的にどうやって練習していいか分からない」という質問への返答

 練習メソッドは、クラシックだとピアノもギターもヴァイオリンもきちんとしたものがありますが、ジャズは少ない気がします。ピアノやサックスはまだいいんですが、ギターは…。一応バークレーが出してはいますが、あまり実践的じゃない(^^;)。だから、毎日ルーティンでやる練習メソッドは、ある程度自分で作るしかありません。というわけで、王道の方法としては…

 コードトーンでのアドリブの練習ですが、まずは同じインターバルの動きで、一音ずつばらして(=コードフォームで演奏せずに単音で)Ⅰ△7→Ⅶm7-5→Ⅲm7→Ⅵm7→Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰ△7→Ⅳ△7→Ⅰ△を練習します。例えば、ひとつのコードで13757の順でフレーズを作ったら、その順のフレーズでコードプログレッションして下さい。例えばkeyCだったら、Ⅰ△7コードでの13757はCEBGBですよね。次のⅦm7-5での13757はBDAFAです。この時に、Bが1、Dが短3度、Aが短7度、Fが減5度…という事を意識して演奏してください。これをコードプログレッションにそって連続で演奏します。(これが把握できてないと、ジャズ的なオルタードがいつまでたってもできるようになれません。)それが出来るようになったら、フレーズを2オクターブ、3オクターブに広げて下さい。こうすると、ギターの場合、ひとつのコードフォームだけで考えているとこれが演奏できない筈で、演奏するにはひとつのコードでもルートを次々に移動して捉えられないと演奏不可能、それを出来るようにするのがこの練習の狙いです。C△7コードでいえば、上向で5弦ルート、3弦ルート、1弦ルート…と目を移していきながらコードを押さえていく事になり、下降は1弦、3弦、5弦と、上向とまったく違う視覚的なインターバル感覚(例えば上向ならひとつ高い弦の2フレット上がP5ですが、下降だとひとつ低い弦の同一フレットがP5になる、など)が必要になる筈です。最初は少し手こずるかもしれませんが、1時間もやっていればできるようになる筈です。最初はルート音から始め、それが出来たら3度音程や7度音程から始めるフレーズを作り、練習してください(本番ではルート音を最初に演奏すると素人っぽくてけっこうカッコ悪いので^^;)。最後は、次のコードに行く前にリーディングノートを鳴らしてからチェンジする、先取音を鳴らす、経過音を挟むなどの工夫をして、アドリブの幅を広げて下さい。

 これが出来るようになったら、間や隣の音を使うように拡張します。これがスケールです。ジャズを含めたポピュラー和声は1・3・5・7の順で積んでありますが、さらに9・11・13を足したものがスケールです。1・3・5・7・9・11・13を1オクターブ内に入れて並べ替えると、1・2・3・4・5・6・7になります。問題は、どれが♭するかですが、これは丸覚えで、コードプログレッションに準じて身につけます。例えば、ダイアトニックコード上にm7コードは3つありますが、Ⅱm7コードでは9・11・13がダイアトニック・テンション、Ⅵm7はここから13がフラット、Ⅲm7では9と13がフラットです。これはバラバラに覚えようとすると何年たってもなかなか身につきませんが、ジャズのコードプログレッションの36251の順で練習していれば、簡単に身につきます。この時のスケール練習も、コードと同じように同じ音型で練習する事で、インターバルの感覚を養うことができます。ギターの場合、9・11・13音は、最初のうちは和声音1・3・5・7を基準にポジションを把握して、慣れてきたらルートとの指板上での距離関係を単独で把握するようにしていってください。

 練習段階では、ドミナント以外はトニックのスケールで一発なんて楽してたらコードプログレッションを表現するアドリブなんて出来るようにならないので(本番ではそれでもいいですが)、こういう練習を繰り返すといいと思います。もう分かると思いますが、これってコードプログレッション上でのソロアドリブに半分足を突っ込んでる状態なんですよ!そしてこれが出来るようになったら、ようやくジャズの醍醐味である様々な変化和音の世界へ(^^)。。

 僕のギターは趣味程度ですが、ピアノはクラシックもジャズもプロとして活動させていただいた事もあるし、今でも教えているもので、メソッドを知らないばかりに一生懸命やってもうまくなれない人がいるというのを知っています。本当なら、アマチュアをだまし続けるようなメソッドとしてまるで完成してない本ではなく、『ジャズスタディ』とか『音楽の原理』とかジョーパスメソッドとか、ちゃんとした本を何冊も何冊も見て、自分にあった演奏システムと、それを完成させるための具体的な練習方法を確立した方がいいと思うんですが、それまでの間に合わせとして、参考にしていただけましたら!!

(でも、本当に僕がジャズギターを人に教えるなら…) *ここからが書きおろし!

 こんなふうに、とりあえずスリーコードとダイアトニック・スケール・コードを理解できている人がすぐに取り掛かる事の出来る練習をアドバイスしたんですが、これはジャズアドリブの勉強以前の準備運動という感じで、ほんとうは皆さん無意識にもこの先を勉強したいと思っていらっしゃるんじゃないかと思います。ほら、最初に「ジャズを演奏できるようになりたい!」って思った時って、きっとウェスなりジムホールなりローゼンウィンケルなりのシビれた演奏があって、そういうふうにアドリブ演奏できるようになりたいと思ったと思うんですよね。だから、潜在的にはこういう基礎じゃなくって、その先が出来るようになりたいと思ってらっしゃると思うんですよ。それが出来るようになるためには…いま僕が自分の生徒さんに教える時は(あ、これはピアノの話ですが)、こういう練習で基礎的なダイアトニック・ソロを出来るようになっていただいている間に、いちはやくジャズ和声を教えます。というのは、ジャズが演奏できないと悩まれる方って、技術的に指が動かないとか音がきれいに出せないとかよりも、和声が分かってないからどうやって演奏していいのか分からない…というわりあいが圧倒的に高いと感じます。たとえば、楽譜に書かれてるGm7が、ドリアンⅡm7なのかフリジアンⅢm7なのかエオリアンⅥm7なのかが分かってなかったら、アドリブしろって言われたって厳しいですよね。また、ドリアンやフリジアンやエオリアンが分かってなかったら、そもそもドリアンやフリジアンやエオリアンの練習なんて出来ないですよね?もっとジャズっぽくするためにそこはセカンダリードミナントにリハモしちゃう…ってアドバイスされたって、演奏技術以前に和声が分かってないと「なんじゃそりゃ」ですよね?だから、基礎練習をやってる間に、一日も早く和声を終わらせておくのが賢明と思います。
 というわけで、ジャズギターを演奏できるようになりたいなら、簡単な初心者本が終わったら、また初心者本みたいなところを延々に巡り続けるんじゃなくって、あるいは「ローゼンウィンケルはこう」みたいに部分論ばかり書いてあって基礎的な所は学ぶことができない「J***L***」や「J** G*** B***」みたいな本を買い続けるんじゃなくって、基礎から応用までビッシリちゃんとメソッド化された和声法と演奏の教科書に取り組まれることをおススメしたいです。
 これさえやっておけばジャズ和声は鉄板というちゃんとした本の中でいちばんのおススメは、「俺はひと通り理論らしいのはやったぜ」みたいに自信があるなら『ザ・ジャズ・セオリー』。これは絶対の一冊です。ただこの本は『ジャズスタディ』あたりはもう終わってるぐらいのひとじゃないと理解が難しいと思うので、自信がない人は本格的な鉄板本の中では非常に分かりやすい『音楽の原理』が推薦。
 ジャズギターの演奏メソッドは、ジョー・パスの『Joe Pass Guitar Method』が王道。30ページ程度の本ですが、舐めちゃいけません、ジャズ演奏で大事なものはほとんど入ってると思います。何を体で覚えなきゃいけないのかと、その体に入れるルーティン練習の方法が分かる所が大きいです。ただし、和声法の勉強がある程度終わってないと、なんの練習をしているのかピンと来なくて練習のための練習になっちゃうかも…やっぱり和声が先ですね(^^)。あと、すこし独特のシステムになりますが、ギターで簡単にジャズアドリブを取る方法として合理的な方法を作り出してるパット・マルティーノの『Creative Force』は、実践的という意味で、個人的におススメです。ビバップ的な難しさから解放されるという意味でもいいかも。でも最初にやる本じゃないかな、ある程度演奏できるようになった後で、「なんか俺のジャズって古くさいな」と思い始めた時に取り入れると、目からウロコになるかも。

 ジャズが演奏できないのって、じつは演奏がうまいとかヘタとかじゃなくって、和声が分かってない、または演奏と和声法が別々になってて一致してないのかも…一度、ここを疑われてみたら、突破口になるかもしれません。独学の人や、教えるのがうまい先生に習ってない人の場合(僕の経験でいうと、名選手名監督にあらずって本当に多い^^;)、ここに気づくことができないまま3年4年とすぎて、けっきょくジャズをあきらめるという人が多い気がします。こういう日々のルーティンがきちんと出来るようになったら、ジャズの場合は練習というのは、もうエクササイズはいりません、実践が練習になります!楽譜やCDとにらめっこして、自分でアナリーゼしてどういう演奏を組み立てるのかを考えて、五線譜にあれこれ書いてみて、オルタレーションの可能性を模索して曲を仕上げ、自分が目指すプレイヤーのソロをいくつもトランスクライブして理想とする人がどうやってソロを組み立てているのかを分析して、実践、実践、実践…みたいな道が、ジャズの道じゃないでしょうか。このへんまで来たときに、うまかろうがヘタだろうが、はじめてジャズを演奏してる実感がわくというか、ジャズ演奏を楽しいと思えるようになるんじゃないかと思います(プロはちょっと別)。僕はそうでした。

 ・・・って、なんかギタリストみたいな事を言ってますね、僕(^^;)。いや~、ギター好きなんですよ、特にクラシックギター。あのガット弦の美しい音と、楽器を抱きかかえる感じがたまりません。いま僕は、寝る前にセゴビア愛奏曲集をポロポロ練習するのが日課になってまして、これがいいんです。なかなか上手に弾けませんが、ギターの音がいい!ギターの上に猫が乗ってきてギターを弾いているボクの手をペシペシするのでなかなか進まないのがたまに傷ですが(^^;)。。あ、あともうひとつ。他の楽器に比べると、ギターの人って楽譜が読めない人が多いと感じます。いかにアドリブがおおいジャズでも、楽譜が読めないと、演奏はかなりしんどいです。演奏どうこう以前に、音楽の教科書が読めないという事になるので…。ギターの人がいつまでも初心者本から卒業しようとしない裏の理由のひとつには、楽譜が読めない事があるんじゃないかという気がします。音楽をやろうという人が楽譜を読まずにすまそうなんてムシが良すぎると諦め、すなおに楽譜を読む練習をしましょう(^^)。

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Comments
ジャズギターの練習法が!! 
おお、ジャズギターメソッド。ブログを間違えたか?
じっくり読んでコメントを入れようと思ったのですが、
じっくり読むには1晩位かかりそうだとわかり、とりあえずのコメントを。
読み終わったら、もう1度入れます。
Re: ジャズギターの練習法が!! 
AKIさん、書き込みありがとうございます。

じつは僕、AKIさんがブログでナベサダさんの曲とかスヌーピーの曲とかのコード譜を出してくれると、いつもギターで演奏してたんですよ(^^)。最近、出してくれないから寂しい…でも、海外のきれいな写真もすごく有り難いです!

今回は、ダイアトニック・ソロだ出来るようになるためのルーティン練習法を書いてみましたが、もっといい練習法があったらぜひ教えて下さいね!

凄い!力作ですね。 
Bach Bachさん

その節はブログへのコメントありがとうございました。とても体系的に説明されていて、分かりやすいと思います。なんかモヤモヤがすっきりした感じがしますね。

私はまだ度数で躓いている状況ですが、やはり、これは地道に、ギターの音を出しながら、「ルートに対して3度、7度...」と意識しながら覚えるしかないのですかね。ただ、コードトーンを追っかけて練習したり、スケールを弾いていては難しいかなと思います。

現在、ダイアトニックコードのコードトーンを少し覚えてきたので、度数も意識しながら覚えていきたいと思います。
Re: 凄い!力作ですね。 
HIRO さん、コメント有難うございます!すみません、差し出がましい事を書いてしまいまして(^^;)。

ギターで度数を覚えるいちばん手っ取り早い方法は、コードフォームじゃないかと思います。6弦ルートと5弦ルートの△7、Dominant7、m7、m7-5、dim の4声フォームはもう覚えておられると思うのですが、これを4,3,2,1弦それぞれのルートでも覚えてしまうと、1,3,5,7度の位置関係が視覚的にパッと覚えられると思います(v^ー゚)。2(9)、4(11)、6(13)の位置は、僕の場合はその間を埋めるように記憶していきました(^^)。

それから、HIROさんのブログで「ルート以外の音の位置関係も把握しているのでしょうか」とありましたが、ルートを中心に見た距離関係を覚えたら、次に着手するのはこれだと思います。

理由はふたつで、ひとつは和声上の理由、もうひとつはアドリブ上の問題です。アドリブ上の理由というのは色々あるんですが、たとえばフレーズの開始音を3度音で始める場合、基音から数えていたら間に合わない…みたいなものもあります。僕の場合は、そのたびに視覚的/聴覚的なチャンネルがガラッと変わる感じではなくって、全体をぼやっと眺めているのが半分、その中でルートや3度や5度のどこかを中心に眺めるチャンネルが少しだけ変わる、みたいな感じです。これはギター特有というか、ピアノの場合はこういう眺め方をしないのが面白い所ですね(^^)。
 構成音同士のインターバルは、僕の場合はぜんぶを見てるわけではなくって、長短3度、完全5度から見た他の音の視覚上と聴覚上の眺めと、各コード内での2度と完全5度(転じて短2度と減5度、♭9と#11)、3度と6度(転じて短3度と短6度、#9と♭13)の位置、あとはdominant7thの時だけは長3度と短7度の減五度音程の響きが超重要、このぐらいだけを意識している感じです。これってたぶん僕がオープンヴォイシングで第3転回形を使わないから7度からの眺めはいらないという事なんでしょうが、プロのジャズギタリストはどうなんでしょうね…。
 完全5度からの眺めは特に練習もせずに身につきましたが、それ以外は意識的に覚えないと、覚えられませんでした。3度からの眺めと5度からの眺めは丸覚えだと思うんですが、3度と6度みたいな関係の簡単な記憶の仕方は、1度と完全4度と同じ距離関係にあるのが、2度と完全5度、3度と6度、これはまったく同じ位置関係!ついでにドミナントモーションとも同じ!覚えやすいです(^^)。
 ああ、またおせっかいな事を書いてしまいました…ゴメンナサイm(_ _)m。。
続、感想 
昨晩、遅くまでかかって力作を読ませて頂きました。

やはりクラシック音楽の教育を受けている方は見方が違うな、というのが感想です。(全然、皮肉じゃないです。)私は1度もギターも音楽も習ったことが無いので、体系的に学ぶということをそもそもやったことが無い。
色々な本を読んだり、あちこちのHPを見たりして、Bach Bachさんが書かれたことが理解出来るまでやっと到達した気がします。Jazzを始めてから5年、ギターを始めてから10年以上かかったかも。

ギターは普通の楽器と違って独学率が非常に高いので、「教則本なんてだめだ、コピーが一番」「実践あるのみ」「理論なんか勉強したって意味がない」という色々な意見が乱れ飛んでいる、異色の楽器という気がします。

記事の中で、まず和声を勉強せよはその通りですね。
私は、クラシック出身のジャズがやりたい初心者ピアニスト(ほとんど女性)と話していて、最低、アヴェイラブル・ノート・スケールを完全にマスターしなきゃ話が始まらないでしょ、といつも思ってしまいます。コードという概念が、非常に希薄なんですね。

ここしばらく手がつかなかったのですが、コピー譜、またぼちぼち始めます。
Re: 続、感想 
AKIさん、書き込みありがとうございます!えらそうに講釈しておいて、さっき久々に「misty」を弾いてみたらけっこうボロボロでした(´・ω・`) コマッタモンダ。

ああ、クラシックピアノストがジャズを始める時の「あるある」ですよね(^^)。度数で「短7と減5と…」と話しても、「そこはセカンドロクリアンの方がいいんじゃ」といっても伝わらなかったりしますよね、実音で示さないと。クラシックピアノの人の場合、アナリーゼして曲の和声構造を把握してから弾くという作業は身についてなくて、その曲のパーツパーツの役割がどう有機的に繋がってるのかを分析して、どう演奏すれば美しくなるか…という感じですものね。どちらがいいというより、演奏者の役割や目的が違うという感じでしょうか。
ありがとうございます。 
度数の覚え方のアドバイスありがとうございました。

確かに、コードの形は覚えましたが、それぞれの音が何であるかは曖昧な部分があるので、今後意識して覚えていきたいと思います。
Re: ありがとうございます。 
いえいえとんでもありません(^^)。
おたがいにカッコいいギターを弾けるようになるといいですね!

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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