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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: 本・映画・テレビ・ゲーム > 本(音楽関係)   Tags: ---

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書籍『指揮法』 マックス・ルードルフ著、大塚明訳

Sikihou_Rudorff.jpg というわけで、学校の授業で買った『指揮法教程』だけだと「フェルマータはどうやって振るんだ?」とか「パウゼ(休符で止める所や曲の最後で音を切る所)はどうやるんだ?」とか「左手はどうやって使うんだ?」とか、疑問点満載で不完全燃焼でした。そこで僕は、音大の図書館に直行、指揮法の本を片っぱしから見たのでした。そして、その中でいちばん分かりやすかったのがこれ、マックス・ルードルフという人の書いた指揮法の本です!これは『指揮法教程』の教科書でも推薦されていた本で、海外だと、かつてはこれが指揮法のバイブルだったらしい(今はどうか知りませんが…)です。

 まず、図が見やすいです。言葉だけの説明じゃなくって、指揮棒を振る軌道がぜんぶそのまま書いてある!独学にはこれほど助けになるものはなかったです(^^)。あと、「あとは各自でご自由に」と突き放す事がなく、細かいことも全部書いてあります。『指揮法教程』ではざっとっしか書かれてなかった疑問点の数々が、この本でぜんぶ解消されたのでした!スタッカートはどうするか、マルカートはどうするか、アインザッツ(キュー)はどう出すべきか、クレッシェンドとデクレッシェンドやアゴーギグの振り方、アウフタクトからの開始はどうするか、パウゼの止め方、フェルマータの指揮棒の軌道、変拍子の振り方…もう全部書いてありました、完璧です。古い本なので言葉づかいとかが分かりにくいんじゃないかと心配でしたが、全然大丈夫、むしろすごく分かりやすかったです。指揮法の教科書っていっぱい出てますが、指揮に関してはこの一冊さえ持ってればあとはなんにもいらないんじゃないでしょうか。ただし、370ページほどでそれなりの分量があるので、中学生ぐらいまでだとちょっと厳しいかも。でも高校生以上だったら問題なく読めると思います!日本で指揮を学ぶなら斉藤秀雄先生の『指揮法教程』は避けられないかも知れませんが、それで分からない所がいっぱい残る人はけっこういる筈。そういう人には、ぜひこの本を推薦したい!

 あ、あと…音楽之友社さんって素晴らしい本をたくさん出してますが、すぐに絶版にしちゃいますよね、これは残念。この本もメッチャすばらしいのに今は絶版、欲しい人は古本があるうちに買っておきましょう(^^)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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