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Category: CD・レコード > 日本のロック・ポップス   Tags: ---

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『Octopus Daughter / Ⅱ』

Octopus Daughter 2 ドイツのエニワンズ・ドウターを聴いていて思い出したのが、日本のプログレ・ユニットのオクトパス・ドウターでした。名前も似てますが音楽もまあまあ近いです。これは2007年の作品。インディーズなので知ってる人は多くないと思うんですが、知名度なんか関係ない、これは素晴らしいです。ほとんどポップスなノヴァーリスエデンみたいなシンフォニック・ロックのくくりで言えば、こちらの方が曲の完成度が高い。個人的な好みとしても、こっちの方が圧倒的に好きだなあ。日本人って真面目に学んでそれを工夫して仕上げるというのが本当にうまいな…と思ってしまいます。ゲームとかアニメの音楽から音楽に入ってくる子供って、今では少なくないと思うんですが、そういう人にとって最高の音楽なんじゃないかと。
 シンフォニック・ロックだけじゃなくって、DTM、わけてもゲーム音楽的なセンスを感じます。日本のビデオゲームって、80年代半ばごろにいきなり進化しました。ゲームセンターにあった「グラディウス」とか「ダライアス」というゲームのBGMは、そのちょっと前のゲームのBGMとは雲泥の差の完成度。たぶん、ゲームセンターのゲーム機の同時発音数とか、BEEP音からの音色の向上とか、音楽をスタッフのついで仕事ではなく作曲家に外注するようになったとか、色々あるんでしょうね。時代もパソコンが普及するようになって、ロックやポップスという手短かなところにある音楽に興味を持って、ポピュラー音楽の作曲を勉強した人が真っ先に出来るようになったのが、バンドではなくてDTMになったんだと思います。メンバーいなくてもひとりで出来ますし。ところで、いまもDTMって言葉あるのかな(^^;)、いまではDAWって言うのかしらん。そして、真面目にコツコツ勉強する日本人の中からは、本家よりも洗練されたものを作っちゃうこういう人が出てくるという。
 僕はこのバンドの事を良く知らないので、好き勝手に書いちゃったけど、でも打ち込みで作った音楽の中では間違いなくハイクオリティ。こっち系のプログレやゲーム音楽を作る作曲家として、プロのクオリティは間違いなくあると思うんですが、これでもインディーズなんですよね…。日本のメジャーレコード会社って何をやってるんでしょうね、ディレクターやファンの耳が追いつかずに才能を殺してしまう日本の典型パターンになってないといいなあ。とかいって、実は超有名人だったりして。ジャケットが駄目すぎるのは、インディーズのご愛嬌という事で(^^)。


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Comments
プログレ系4連発 
知っているのが出たらコメントしようかと思っていたのですが、
出そうにない‥‥ドイツ系はまったく聞いたことがないので。
Bach Bachさんの、広く深くの博識には太刀打ちできそうにありません。
ドイツ系の3枚、特に最初の2枚は、そのまま日本のインディーズ系プログレと
名を付け替えても通りそうですね。
プログレってこんな感じでしょ?というB級ステレオタイプ的解釈が。
ジャケットは、いかにもの『Novalis / Sommerabend』がいい。
多くの人がジャケットにだまされたでしょうね。

Octopus Daughter も初めて聞きましたが、明らかに世代が1代異なりますね。
ゲーム音楽、DTMときたら、DQとFFの分析もお願いします。
Re: プログレ系4連発 
 AKISSH さん、コメント有難うございます!コロッケを食べたい夜になってしまいました(^^)。

 そうですね、前2枚はまさに70年代後半以降のプログレのステレオタイプという感じかも。壮大なプログレを期待すると物足りないけど、バンドものポップスと思って聴くとよく出来てる、みたいな。ドイツ系のプログレって、今回紹介したバンドは主流じゃないと思うんですよね、僕の印象では。ドイツはシンフォニック系じゃなくって、カンとかアシュラとかアモン・デュールみたいなアヴァンギャルドでサイケデリックなプログレがメインストリームな気がします。というわけで、今回紹介したシンフォニック系は僕もド素人(^^;)。こっち系は昔買って、いまいち入りこめないまま卒業してしまいました。

 ゲーム音楽は、ぜんぜん詳しくないです。でも、オクトパス・ドウターは素晴らしい!!ファイナルファンタジーはやった事ないんですが、RPGだとスーパーファミコンのウィザードリィは音楽がとんでもなくスゴい…って、これは以前に書きましたね(^^)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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