
このゲームはヤバかった!!僕には人生をちょっと駄目にしてしまったものがいくつかあるんですが、そのひとつがこのゲーム。面白すぎて夢中になりすぎ、幾夜明け方までゲームをしてしまった事でしょうか(^^;)。このゲーム、もともとは1988年にパソコン用のゲームソフトとして発売されたみたいです。でも僕がやったのはそれじゃなくって、メガドライブというゲーム機に移植されたもの。自分はフリーランスの宇宙船乗りになって、前後上下左右に広がる広大な宇宙空間を宇宙船に乗って飛び回り、いろいろな任務をクリアしていくというもの。
最初に驚いたのは、x軸とy軸だけでない、z軸も持つ宇宙空間を、ポリゴンで3Dに描かれた宇宙船に乗って飛び回るところ。ポリゴンなんて、当時まったく実用化されていなかった技術だったんですよね。それが家庭用ゲーム機で出来るなんて、とんでもない技術革命でした。僕はゲイングランドというゲームをやりたいがために、メガドライブというゲーム機を持ってたんですが、そのゲームしか持っていないというのも寂しいなと思って、なんとなくレンタルビデオ屋にあったゲームコーナーを眺めてたんです。そしてビックリ。「ええ、このスターウォーズみたいな3DのCGが実際に動くのか?!」しかもこのゲーム売れないらしく、新品なのに6割引きぐらいで売ってたので、速攻で買って帰ってプレイ。そして、本当に3Dで宇宙を飛び回ることが出来た!遠くの立体に描かれた星が、だんだん近づいてきた(しかも自転してる)!宇宙を飛び回っている敵の戦闘機とドッグファイトになった!いやーすごかった。ぜんぜん有名じゃないゲームですが、ゲームの歴史に残るすごいことをやってのけた作品じゃないでしょうか。

次に驚いたのが、ストーリーの素晴らしさ。本格的なSF小説とスタートレックが混ざったみたいな内容でした。自分はフリーランスの宇宙船乗りなんですが、木星から地球まで荷物を運ぶ仕事をしたりと、いろんな依頼を受けながら、大きな宇宙の事件に巻き込まれていきます。このストーリーが面白くて、やめられなくなっちゃいました。何世代にもわたってひとつの宇宙船の中で街を作って生活している人たちが乗った世代宇宙船に遭遇したりするんですが、これなんかSF小説の名作「宇宙の孤児」じゃないですか。いや~、めっちゃSF小説にリスペクトのある、面白いストーリーでした。
音楽も素晴らしかった!音楽については
サントラのところに書きましたので、興味がある方はそちらを読んでみてね(^^)。
僕がやったメガドライブ版は、PC版をやった人に言わせると、つまらないんだそうです。僕はPC版をやってないので何とも言えないんですが、メガドライブ版だけをやった身からすると、人生でやったゲームのベスト5には入れたくなるほどの面白さだったけどなあ。今の時代にメガドライブのゲームのレビューをしたところで、出来る人が何人いるのか分かりませんが、僕的には超おススメのレトロゲームです!
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サターンになってから、バーチャロンやるためにSEGAハード買いましたよ。
世間的評価低くてもドップリハマるゲームってありますよね!
語ると長そうなんでやめます( ´艸`)