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Category: CD・レコード > 年間ベストCD   Tags: ---

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2017年 今年聴いたアルバム 独断と偏見のベスト10 +α!

 なんという事でしょう、1年はあっという間です。今年もお世話になりました!今年はメッチャ感動したCDってそんな聴かなかったな…って思っていたのですが、振り返ってみたらメッチャメチャ感動しておりました(^^)。やっぱり、今年初めて聴いたり読んだりしたもので「これはすごい」と思ったものは、昔からいいと思っていたものよりもインパクトがありますね。たとえば、チャーリー・パーカーのダイアル・セッションとかバックハウスのベートーヴェン・ピアノソナタ全集とかは、やっぱりメッチャ素晴らしかったんですが、昔から素晴らしいと思っていたので衝撃度が薄かったというか(^^)。というわけで、あくまで僕個人が今年聴いたCDの中で「これはメッチャよかった!」というものをベスト10プラスαで!

Jeff Beck There and Back第11位 デケデケデケデケ(ドラムロールの音)…
『Jeff Beck / There and Back』
 やっぱりジェフ・ベックの演奏するロック寄りのフュージョンはカッコいい!!このアルバムは昔からそうとうに気に入っていまして、1年のうちに何回かは聴くんですが、今年やっとブログに書くことが出来た感じでした(^^)。ジェフ・ベックのギターはもちろん、リズム隊の作るグルーブが気持ちいい!曲がカッコいい!ロック、いいなあ。

ElizabethCotten_Folksongs.jpg第10位 デケデケデケデケ…
『Elizabeth Cotten / Freight Train and Other North Carolina Folk Songs and Tunes』
 アメリカのルーツ・ミュージックの伝説的なギター弾き語りシンガー、エリザベス・コットンです!戦前ブルースの超絶プレイとはまた違う意味での超絶プレイ。右利き用のギターを、弦を逆に張り替えずにそのまま左で演奏するそのプレイは、CDを聴いてもすごいですが映像を見るとさらに恐れおののきます。アメリカに限らず、フォークロアにはこういうとんでもない人が潜んでるんですよね。。

Octopus Daughter 2第9位
『Octopus Daughter / Ⅱ』
 ゲームミュージックとポップスとフュージョンとプログレが混じったような日本のDTM系のヴォーカル・ミュージックです。思いっきり自主製作なインディーズですが、今年聴いた日英米のどのチャート・ミュージックよりも良かったです。こういうものをいいと感じるというのが、ビデオゲーム全盛期が青春時代だった僕の世代の特徴なのかも(^^)。

Count Basie The Basie Big Band第8位
『Count Basie / The Basie Big Band』
 昔からジャズのモダン・ビッグバンドの名盤として知られている1枚ですが、真剣に聴いたのは今年が初めて。そして、僕のカウント・ベイシー像を思いっきり覆されました。スイング期のビッグバンド・ジャズの印象なんて吹き飛びました。超モダン、アレンジが強烈にカッコいい!PABLOのビッグ・バンドのレコードでは、エリントンのものでやっぱり超モダンなものがあるんですが、それもいつか紹介したいです(^^)。

Horowitz_ChopinCollection.jpg第7位
『Vladimir Horowitz / CHOPIN COLLECTION complete chopinrecording on RCA』
 ホロヴィッツが7位なんて、つけてる自分ですら選者を疑ってしまいますが(^^;)、このCD、もし僕がこれを今年初めて聴いていたとしたら、間違いなく1位だったんじゃないかと。そのぐらいの神がかりな演奏。クラシックのピアニストやヴァイオリニストのトップレベルは、怪物レベルの人が多いですが、その中でもホロヴィッツの演奏は何回聴いても鳥肌ものです。こんなの音楽が好きなら聴いてないとか許されないレベルの歴史的遺産だと思います。

Johnny Winter - Nothin But The Blues第6位
『Johnny Winter / Nothin' But The Blues』

 これは強烈、ホワイト・ブルースなんて言われる音楽がありますが、これはその中でも1・2を争う大名演だと思います。って、バックバンドは思いっきりマディ・ウォーターズのバンドなので、これをホワイト・ブルースと呼んでいいのかは分かりませんが。ジョニー・ウインターのギター演奏がいちばんすごいアルバムも、これかファースト『Johnny Winter』のどちらかじゃないかと。いや、こっちの方が上だな(^^)。

PaulDesmondQuartet_EastOf TheSun第5位
『Paul Desmond Quartet / East of the Sun』

 ジャズの室内楽アンサンブルの鳥肌ものの快感を味わえるアルバムです!ポール・デスモンド個人というより、デスモンド(sax)、ジム・ホール(gtr)、パーシー・ヒース(bass)、コニー・ケイ(dr) のアンサンブルが素晴らしい!!ジム・ホールとコニー・ケイの鈴が鳴っているような美しいサウンドは、ウエスト・コースト・ジャズならではだと思います。そして、とても知的で大人な音楽です。

Mississippi John Hurt The Immortal第4位
『Mississippi John Hurt / The Immortal』

  思いっきりレイドバックしたアコースティック・ブルースです。ブルースというより、限りなく合衆国のフォークに近い感じです。もう、この気持ちよさに思いっきりやられてしまいました。「癒し」なんて言葉がありますが、なまじっかな事では癒されない僕が、心の底からため息をついて、全身から力が抜けてしまいました(o´ω`o)。ミシシッピ・ジョン・ハートの有名作は他にありますが、僕はこれがいちばん好きです(^^)。

OngakunoGenri.jpgCharlieParker no Gihou番外編:今年読んだ本のベスト2
『音楽の原理』
『チャーリー・パーカーの技法』

 今年は音楽に関する本をたくさん読んだ1年でした。その中で、強烈に印象に残る本が2冊ありました。『音楽の原理』は、音楽の神秘が解かれていく瞬間を味わわされるような、読んでいて鳥肌が止まらない本でした。むずかしい本ですが、音楽好きなら必読!
『チャーリー・パーカーの技法』は、ジャズの演奏者以外には不要な本かも知れませんが、逆にいうとジャズ演奏者ならプロアマ問わず必読!relative Major とか、よくぞここまで調べ上げて法則を見つけてくれたと心から感じた、素晴らしい研究書だと思います。アマでもプロでも、ジャズを演奏したいという人がこういう本を買うのを控えているようではダメですね(^^)。
そしてこれらの素晴らしい音楽書、どちらも著者が日本人、そしてどちらも音楽の研究者じゃなくて民間のミュージシャンというのがすごい。町工場の職人にしてもなんにしても、日本の民間って優秀、むしろアカデミックな方面が日和ってて駄目だなあと思ったりして(^^)。

Nina Simone I put a spell on you第3位
『Nina Simone / I put a spell on you』

 いよいよベスト3!ちょっと画像を大きくしてみたりして(〃´・ω・`)ゞ。ニーナ・シモンは、ジャズであってジャズでなく、ソウルであってソウルでなく、ゴスペルであってゴスペルでない…みたいな感じの人なので、どのジャンルのトップにみなされる事もなく割を食っていると思うのですが、こんなに心を打つ歌って、なかなか出会えないです。全身に電撃が走るような感動、有名なソウルシンガーで歌がうまいと思う人はいっぱいいますが、ソウル・シンガーにここまで心を打たれちゃったのは、僕は人生初かも。

George Russell Sextet at Beethoven Hall第2位
『George Russell Sextet / at Beethoven Hall』

 芸術的なジャズです。表現に逃げたり、理論ガチガチだったり、超絶的な演奏が売りだったりというバランスの悪さはなく、これらのバランスが絶妙で、しかもすごい高い所に音楽が成立していると思ってしまいました。ニーナ・シモンは「魂を打たれた」という感じだったんですが、こっちは「芸術的感動にひれ伏した」という感じ。しかもこれがライブ演奏だって、いったいどういう事なんでしょうか。昔から名盤としてほまれ高い1枚ですが、これはジャズの歴史の中でも際立った1枚。

Darbert_pianoconcertos.jpg第1位
『コリー(pf)、ゾルマン指揮バルセロナ響 / ダルベール:ピアノ協奏曲集』

 ベートーヴェン~リスト直系の弟子筋であるダルベール、僕はピアニストとしての話はきいたことがあったんですが、作品はまったく印象に残ってませんでした。しかし、2曲あるピアノ協奏曲はいずれも悶絶ものの素晴らしさ。感動して震えてしまい、フルスコアを見ながら何度も何度も聴いてしまいました。後期ロマン派の音楽は、一般にはあまり知られていないものでも、とんでもなく素晴らしい曲が当たり前のように眠っているという宝の山の世界。ダルベールは寡作だったのであまり知られなかったというだけで、作曲家としても演奏家としても神がかりな人だったとおもいます。リストが悶絶したというのも納得の素晴らしい曲でした。

 いや~聴きかえさないでも感動がよみがえってしまいます。ダルベールの曲なんて、スコアまで思い出してしまうなあ。音楽って、本当に素晴らしいです。今年もお世話になりました。僕は、今年はがんばった1年でした。年末は心静かに、音楽以外の事を振り返って、来年の計画を立てようと思います。それではみなさん、よいお年を(*^-゚)/~♪。。

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Comments
音楽的にムズイことは全然わからない自分ですが 
Bach Bachさんのblogで全然知らないジャンルに触れることが出来ました~
感謝!!っす。
来年もお邪魔させてくださいね( ´艸`)
Re: 音楽的にムズイことは全然わからない自分ですが 
地味JAM尊さん、返事が遅れてすみません(^^;)。
あけましておめでとうになってしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願いします!!

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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