4曲目「Incident At Neshabur」のカッコ良さがヤバすぎます。強烈なグルーヴのリズムセクション、そこにテンション入りまくりのオルガンが被さり、そしてギターが入ったところでリズムが思いっきり変わります!うわあ、カッコいい…。そしてソロに入るとパーカッションを含めたリズムセクションをバックにフュージョンの如きコードプログレッションのオルガンソロが見事!そしてギターソロに行くと転調…もうこれはフュージョンロックですね、しかも最上級といってもいいかも。続く「Se A Cabo」もメッチャかっこいいい。すげえええ。 こうした素晴らしい曲がいくつもありつつ、もうひとつ素晴らしいのがアルバムの構成です。アルバム全体のイントロダクションともなっているような1曲目から、大ヒットした2曲目「ブラック・マジック・ウーマン」への流れも見事。アルバム全体の構成が実によく練られててすごい。若いときは始まってからしばらくが少しダルく感じてたんですが、もっとアルバム1枚で組曲ひとつみたいな聴き方を出来てたら、ぜんぜん違って聞こえてたような気がします。