fc2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『The Yardbirds / Roger the Engineer』

The Yardbirds Roger the Engineer エリック・クラプトン脱退後の新生ヤードバーズ、1966年発表のアルバムです。この前に『HAVING A RAVE UP』というアルバムがあるんですが、B面があの『ファイブ・ライブ・ヤードバーズ』からのセレクトという事で、同じものをふたつ買うほど余裕がなかった若いころの僕は未聴。それにしても、クラプトンが抜けてジェフ・ベックが入るとは、ついているグループですね(^^)。

 このアルバム、僕にとってはつかみどころのないアルバムです。けっこういいなと思ったのは1曲目「Lost woman」2曲目「Over, under, sideways down」まで。4曲目「I can't make your way」とかを聴くと、なんだこの素人はとズッコケます(^^;)。その次の曲「Rack my mind」のジェフ・ベックのギターソロがカッコいい。と思ったらその次は幼稚園の学芸会のような音楽。デタラメすぎて意味が分かりません(;_;)。他にもアイドル路線っぽい曲も入ってれば、R&Bの進化したみたいな音楽もあるという無軌道さ。これが当時のヒップな感覚なんでしょうか。いやいや、狙ったんじゃなくて、まとめきれてない…んですよね、きっと(^^;)。 
 時代がポップスやロックの過渡期だったのかも。ビートルズとかって、今でこそ音楽として聴かれますが、当時はアイドル的な受け入れられ方ですよね。アイドルといってAKBやジャニーズを想像するとピンとこないかもしれませんが、タイガースとかチェッカーズみたいな、自分で曲も書くし演奏もするアイドルの日本での受け入れられ方を想像すると、なんとなくこういう感じだったんだろうな、と思います。そしてこのちょっと後になると、レッド・ツェッペリンとかクリームとかジミ・ヘンドリックスとかが来るわけで、アイドルじゃなくって音楽や演奏で勝負という実力勝負のロック・ミュージシャンの波が来ます。この、アイドルから実力勝負のロック黄金期の移行期に生まれたアルバムという感じでした(^^)。

関連記事
スポンサーサイト




Comments

09 2023 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

月別アーカイブ
検索フォーム
これまでの訪問者数
最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS