fc2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『The Cannonball Adderley Quintet In San Francisco』

The Cannonball Adderley Quintet In San Francisco 有名な『Somethin’ Else』の翌1959年にリリースされた、キャノンボール・アダレイ・クインテットのライブ・アルバムです。レーベルはBlueNote じゃなくってRIVERSIDE。メンツは、キャノンボール(altosax)、ナット・アダレイ(cornet)、ヴィクター・フェルドマン(p)、ボビー・ティモンズ(b)、ルイス・ヘイズ(dr)。おー、キャノンボールと言ったら、ナット・アダレイとの双頭クインテットですよね、やっぱり!僕のイメージでは、『Somethin’ Else』よりも、こっちの方がキャノンボールを感じます。

 音楽は、えらく泥臭くファンキーなハードバップという感じ。いかにもハードバップっぽいテーマがあって、ブローイングコーラスに入ったらソロを回して、「俺の熱いソロを聴け!!」と個人技の世界(^^)。そしてテーマに戻ってオシマイという、アンサンブルとかチームワークというもののかけらもないロックな音楽なのでした(^^;)。でも、それがいい。

 ジャズってなんか高尚なイメージを持っている人もいますが、モダンジャズ全盛期のイーストコーストジャズは、仕事終わったあとにライブハウス行って酒飲みながら「イエ~イ」って音楽だったと思う(^^)。とくに、キャノンボールとかジャズ・メッセンジャーズあたりの音楽を聴くと、そう思います。あんまりかたいこと考えずに、ウッドベースの気持ちい音とか、叩きつけるように弾く真っ黒なボビー・ティモンズのピアノとかを聴きながら、ビールやバーボンあたりの下品な酒でも飲みながら陽気に聞くヒップな音楽と思います。ぜったい、眉間にしわを寄せて「彼のソロは〇〇だよね」とか能書きをたれる音楽じゃない、「熱いぜ、イエ~イ」って感じですよね!

関連記事
スポンサーサイト




Comments

09 2023 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

月別アーカイブ
検索フォーム
これまでの訪問者数
最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS