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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、パガニーニ狂詩曲 アシュケナージ(pf)、プレヴィン指揮、ロンドン響』

Rachmaninov_PianoConcert2_Ashkenazy_Previn.jpg さて、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」の名演をひとつだけ推薦するとすれば…やっぱりアシュケナージの演奏のものになるんじゃないかと。指揮者でなくピアニストとしてのアシュケナージはこれまでに何回も取りあげて来てますが、エスプレシーヴォな超絶的なピアニストのひしめく現代の中では、めっちゃくちゃうまいけど表現がちょっと控えめ過ぎるというか、機械的すぎる…みたいに思ってるんですが、ラフマニノフを演奏した時のアシュケナージは特別。アシュケナージはラフマニノフ協会の会長を務めていたと思うんですが、それだけラフマニノフへの傾倒も演奏も多くって、全集ものも出してます、しかも2回(!)。全集の1回目はアンドレ・プレヴィンと共演したもので、こっちはアナログ盤では出てましたが、全集としてCD化されたかどうかは不明。貧乏学生だった僕は、当然のように目玉であるピアノ協奏曲2番とラプソディがカップリングされて分け売りされたこの1枚を買ったわけです( ̄ー ̄)。
 ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、ラフマニノフ最高傑作であるばかりか、すべてのロマン派の協奏曲の中でもかなり上位に来るんじゃないかというほどの大傑作。テーマを聴いたら、クラシックを聴かない人でも「ああ、この曲か」とみんな分かるほど有名なんじゃないかと。パガニーニ狂詩曲とは比べ物にならない完成度。そして、アシュケナージだけでなくってロンドン響がこれまた好演、素晴らしい…。ラフマニノフのレコードを1枚だけ選べと言われたら、僕はこれですかね(^^)。

 アシュケナージ2回目のラフマニノフ全集録音はハイティンクとのものですが、ピアノ協奏曲とラプソディだけを対象に、ハイティンク指揮盤とこのプレヴィン指揮盤を比較すると…ハイティンクと共演したものの方が新しい録音だし、デジタル録音っぽくてひとつひとつの音がしっかり聴こえて一般受けがいい気がするんですが、個人的にはアナログ録音のぶっといストリングスの音が好きということもあり、また「パガニーニ狂詩曲」のD♭Majorに転調した瞬間のピアノ独奏パートのアシュケナージの独特のタメが泣きそうになるほどゾッと来るので、個人的にはプレヴィン盤を推薦したいです。D♭Major に抜ける瞬間のピアノ演奏の鳥肌具合がとんでもないんですよ。僕はラフマニノフのラプソディを他にもたくさん聴きましたが、いつも知らず知らず比較対象にしてしまうのは、プレヴィンと録音したこのアシュケナージの演奏なんですよね。これを超えるピアノ演奏に僕は出会った事がないです。ラフマニノフ本人の演奏ですら、これを超えるものではないというのがすごい。というわけで、CDでアシュケナージ&プレヴィンのラフマニノフ全集が出ない以上、アナログで買ってしまうか、CDをバラで揃えるのを推奨!…って、ダウンロード版が出てるじゃないか!う~んこれは欲しくなっちゃうなあ。。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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