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Category: CD・レコード > ブルース・ソウル   Tags: ---

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『Robert Lee McCoy (Robert Nighthawk) / Vol.1 (1937)』

Robert Lee McCoy Vol1  戦前のアコースティック・ブルースマンのひとり、ロバート・リー・マッコイです。ライトニン・ホプキンスとかマディ・ウォーターズみたいに、戦前はアコースティックブルースをやってたんだけど戦後になるとエレクトリックに持ち替えてバンドブルースをやったという人はけっこういますが、その元祖はこの人。エレキに持ち替えた頃からロバート・ナイトホークに名前を変えてますが、どっちも偽名というのが笑える(^^;)。
 この人の特徴は、大きくて張りのある声とスライドギター。歌はダミ声でも、倍音をたくさん白人女性ジャズヴォーカルみたいなウェットな声でもなくって、BBキングとかマディ・ウォーターズみたいな野太いけど澄んだ声。その合いの手にボトルネックを使ったスライドギターがチョイ~ンって入ってきます(でも入ってこない曲の方が多いかな?)。スライドはジョニー・ウインターみたいな和音のままギュイーンってくるすごいやつじゃなくって、単音でキュイーンってかんじで、マディ・ウォーターズやエルモア・ジェイムスみたいな以降のブルースマンがみんなこのスタイルなので、かなり影響力あった人なんじゃないかと。1937年録音のこのレコードにはぜんぶ伴奏が入ってますが、弾き語りもしてたのかなあ。共演者は曲によって違うんですが、ハーモニカが入ってたらそれは全部ソニー・ボーイ・ウイリアムソン(どっちのソニーボーイか分からないT_T)、本人以外のギターはたいがいビッグ・ジョー・ウイリアムス。4曲に入ってるピアノはウォルター・デービス。あと、2曲だけHenry Townsend という人がギターで参加してます。けっこう大物と共演してるんですね。
 音楽的には、けっこう王道なブルース。「ディープで暗い」なんてよく言われますが、僕はあんまり暗くは感じなかったなあ。でもたしかにレイドバックした心地よいブルースじゃなくって、後のシカゴのバンドブルースに直結していくような音楽と感じるので、ブルースの王道を作った貴重なひとりなのかも知れません。どうしてアコースティック・ブルースからシカゴ・ブルースみたいな形になったのかという答えがここにある気がして、とっても面白いアルバムでした。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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