心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Elmo Hope / Hope Full』

Elmo Hope Hope Full  ジャズ・ピアニストのエルモ・ホープのアルバムの中で、飛び抜けて好きな1枚です!これはいい!
 好きな音楽って、同族嫌悪みたいになっちゃうときってないですか?僕の場合のジャズは、大好きなはずなのに、普通にジャズっぽく演奏されると「なんの工夫もないのかよ」みたいに思っちゃう時があるんですよね。クラシックってみんな同じ曲を演奏するじゃないですか。ジャズもそういう所があって、同じ曲を演奏してもそこで面白いアレンジをしてるとか斬新なソロが聴けるとかならいいんですが、何の工夫もせずただ演奏してるだけみたいになるとゲンナリしてしまうのです。というわけで、ろくにアレンジも施さずにソロだけ回してるようなジャズはあんまり好きじゃないのです(^^;)。

 エルモ・ホープもそう感じるところがありまして、夜な夜なジャズのステージに立って仕事をこなしてるだけ…みたいな印象があるピアニストでした。ところが、西海岸に移った50年代後半から、ホープの音楽はちょっと翳のあるものになったというか、オリジナリティあるものを出す機会が増えたと感じます。これは奥さんのバーサ・ホープとの2台ピアノで録音された1962年のアルバムで(ソロも演奏してます)、これが実にいい!ラグタイムみたいなジャズもあれば、ジャズ本流もあれば、すごく翳のある音楽もあります。個人的なおススメは2曲目「Yesterdays」。ちょっとレフトアローンに似てますが、インスタントでは味わえないコクと深み、これは素晴らしすぎです。。そして4曲目「Most Beautiful」。ジャズだからと言ってなんでもかんでもジャズなまりに演奏は好きじゃないんですが、こういう風にすると古いジャズと古いアメリカのクラシックみたいでなんとも素晴らしい。2台ピアノを左右に振った「Blues Left and Right」、これも古いジャズとピアノ音楽が混じったような独特の雰囲気でスバラシイです。最初から最後まで丹念に作られた見事なアルバム、やっぱり音楽って個性的で私的なものであって欲しい。ジャズというにもエルモ・ホープの作品というにしても異色作に入るかもしれませんが、音楽として素晴らしい作品。息をのんでしまいました(^^)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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