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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Elmo Hope Trio with Jimmy Bond & Frank Butler』

Elmo Hope Trio with Jimmy Bond and Frank Butler ジャズ・ピアニストであるエルモ・ホープが、1959年にContemporary レーベルに残したピアノトリオ作品です。ハードバップ以降のオーソドクスなジャズピアノという感じです。

 さすが、演奏がうまいです。そして、バップ曲ありバラードありと、当時のジャズのピアノトリオで聴く事の出来る曲想をひと通り堪能できるアルバムです。しかし問題点は…ハードバップ全盛期の50年代ジャズって、みんな同じに聴こえちゃうのです(T_T)。
 プロのジャズマンと昔の映画俳優って、似てると思う時があります。テレビ番組のように映画が次々に作られていた時代の役者さんって、「その仕事はよく覚えてない」なんていう人がけっこういます。ジャズマンもそんな感じで、出たステージや演奏した曲なんていちいち覚えてないんでしょうね。与えられた仕事をやったら翌日は次の現場の繰り返し、自分のした仕事も覚えてない状況で、むしろレコードを何回も聴いているファンのほうが詳しかったりして。モダンジャズ大ブームの50年代、プロのジャズプレイヤーはクリエイティブである事より、音楽を仕事とみなしていた人の方が多かったんでしょう。人気があったジャズなんてその典型で、オーダーされた演奏を毎晩こなして翌日には次の現場…みたいな人が多かったのかも。

 名盤と言われてるこのレコード、悪くない1枚だと思います。でも、アンサンブルをもう少しちゃんと作るとか、テーマ部分で工夫をするとか、ただソロを回すんじゃない工夫をしたら、さらに素晴らしいものに出来たと思ってしまうのでした。でもそうしなかったのは、アーティストである以前に、プロのプレイヤーのひとりだったという事なんでしょうね。「レコーディングしたいんですけど」「いいですよ」みたな流れで作られた1枚だたんじゃないかなあ。そっくりなものの大量生産って、50年代のオールディーズや80年代の産業ロックもそうですが、それってアメリカ自体の傾向だったりして(^^;)。あ、でも演奏はさすがです、これぞプロ演奏家。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 おお~若い頃にしびれて聴きまくったウディ・ハーマンのレコード、14曲プラスのCDなんてあるのか?!もともとベスト盤みたいなアルバムだったし、伝説のセカンド・ハード~サード・ハードの録音もギッチリ入ってるみたいだし、買っちゃおうかな… intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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