僕はこの映画を観てないんですが、サントラは流行してました。このアルバムに入ってる曲だと、ケニー・ロギンスの「フットルース」はもちろん、ボニー・タイラーの「Holding Out For A Hero」に、Moving Pictures の「Never」あたりも大ヒット。といっても、超安っぽい日本のテレビドラマの主題歌としてね(^^;)。「金曜日の妻たち」「スクールウォーズ」「不良少女と呼ばれて」…なんて言っても、同世代の人じゃないと分からないですよね(*゚∀゚)アハハ。これらの曲は、アレンジすらほとんど変えずに日本語訳だけして完コピーされ、日本のテレビドラマの主題歌に使われてたんです。そんなわけで、映画を観ていなくてもアルバムを持っていなくても、みんなこのアルバムの半分以上の曲を知っている状態でした。 僕にとっては、音楽が時代をあらわすという典型の1枚です。このサントラが流行した頃は僕の学生時代とピッタリ合っていて、楽しい思い出が多いんです。ボーリング場とかロッテリアとかゲーセンとか、友だちや彼女と楽しく過ごした場所で、こういう音楽がずっと流れてました。スネアにすごいリヴァーブをかけて「バ~~~~ン!」みたいに鳴ったり、デジタルシンセでストリングスやベースの代用をしたり、いま聴くと軽薄に聴こえるけど当時はこれが軽妙に聴こえて、そこが85年という浮かれた時代にピッタリ(^^)。すごく楽しい時代の空気がギッチリ、聴いてるだけで懐かしくって涙が出てきちゃいます。
私も80年代のロックは、ロックに興味を失った時代だったので覚えてないのです。
と思ってYouTubeで Footloose を聞くと、大部分聞いたことがありました。
ケニーロギンスの話を最近ブログで書いて、ほとんど記憶がないと思っていましたが、聞いたことがあったけど曲として記憶が認知していなかったのか。
リズムマシンのサウンドが延々と続くのは、苦痛だったから体が拒否していたかも。
アメリカも考えると、ウォール街、WW2、ベトナム戦争、湾岸戦争、9.11と、光と影を繰り返していて、これがそのまま音楽にも反映しているのは、素直なお国柄なのでしょうか。