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Category: CD・レコード > 日本のロック・ポップス   Tags: ---

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『山下達郎 / CIRCUS TOWN』

YamashitaTatsuro_CIRCUS TOWN 80年代の達郎さんしか知らなかった僕は、これを聴いて大衝撃を受けました!いや~、これはいい…。シュガー・ベイブから独立して、山下達郎さんが発表した初アルバムです。1976年発表…あら、そんなに早くデビューしてたんですね(^^)。

 曲のクオリティが当時の日本のポップスの中でずば抜けて高いです。でも、曲そのものは80年代達郎さんとそれほど変わったとは思えないのに、印象はかなり違って聞こえます。なんでなんだろうかとちょっと考えたんですが、もしかするとバックが70年代のミュージシャンだからかも。ロックバンドの方はサウンドの重心が低いし、ジャズ系のミュージシャンを使った管楽器隊は、フュージョンのカラッとした演奏じゃなくって、昔の日本のビッグバンド系ジャズの情感ある感じです。他にもストリングスの使い方とかスラッピングの多いベースとかバタバタしたドラムとかエレピとかがニューソウルっぽいというか、カーティス・メイフィールドとかジャクソン5とかを連想してしまいました。つまり、80年代発表の思いっきりニュー・ミュージックなサウンドの『FOR YOU』とか『MELODIES』に比べると、バンドのサウンドが70年代なんですね。これが、すごくハートのある感じに音楽をサウンドさせて、80年代の達郎さんに比べてよりエスプレシーヴォ。「永遠に」とか、すごくいいなあ。でも…人によってはこれをもたつくと感じるかも。ブラスセクションでいえば、「8時だよ全員集合」とか、当時のアイドル歌謡みたいなブラスサウンドってあるじゃないですか、あのリズムが重い感じです。僕はブレッカーみたいな機械のようなAORブラスセクションより、こういう方が好きですけどね( ̄ー ̄)。

 知り合いのご年配のラジオ局のディレクターさんは、「達郎はシュガーベイブかデビュー当時ぐらいがいい、80年代以降はダメ」なんていってました。『FOR YOU』こそ最高傑作と信じて疑わなかった僕ですが、いざこのアルバムを聴いてしまうと、なるほどそういう事か…と、その方の言いたい事も分かると思ってしまいました。ジャケットがダサくて購買意欲が削がれますが、これは間違いなく70年代の日本のポップスの名盤だと思います!

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Comments
夜明け直前 
山下達郎は、本物と出合ったのは4thのMoon Glowからで、
それまでの洋楽オンリーの自分を、根っこから変えてくれた衝撃でした。

この1stがエポックメイキングなことは重々承知でいうと、1枚目のサウンドは、それ以降と少し違和感を感じます。Bach Bachさんが書かれているように、バックサウンドが
全面的に山下達郎のコントロール下にないような感じがして。

実は2ndからの、純ドメスティックな環境の中で、洋楽を超えた作品群が好きなんです。
(2ndのLOVE SPACEからの流れとか、ライブ盤IT'S A POPPIN' TIMEとか。)
どうだ、日本で洋楽よりお洒落なポップロックが出来るんだぞ!
という達郎さんの叫びが聞こえてくるような。
そういう意味で、自分にとって夜明け直前の、朝焼けのようなアルバムですね。
Re: 夜明け直前 
AKISSH さん、書き込みありがとうございます。暖かくなってきましたね!

おお、さすがはAKISSH さん、ファーストも聴いていらっしゃいましたか!恥ずかしながら僕は最近になって初めてこのアルバムを聴きました。
なるほど、このバックバンドの違いをどう捉えるかで、評価が分かれるのかも知れませんね。TボーンウォーカーとJBズのどっちが好きかみたいな違い…ちがうか(^^;)。
山下達郎さんのアルバム、セカンド「SPACY」も素晴らしくて大好きです。あとで感想をアップしますので、よかったら読んでみてくださいm(_ _)m。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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