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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『ヤナーチェク:タラス・ブーリバ、シンフォニエッタ レーグナー指揮、ベルリン放送管弦楽団』

janacek_TarasBuuriba.jpg ヤナーチェクの管弦楽作品です。どちらの曲も、ヤナーチェクの曲の中ではけっこう有名です。

 交響詩「タラス・ブーリバ」はゴーゴリの小説にもとづく標題音楽で、コサックの隊長ブーリバにまつわる物語の音楽化です。「シンフォニエッタ」も同様で、5楽章のそれぞれに「城」「王妃の僧院」「街並み」なんて標題が添えられています。旋律やリズム型に民族色が若干出てますが、基本的にはドイツ/オーストリア型の後期ロマン派の標題音楽でした。そして、「タラス・ブーリバ」の第1楽章の色彩が素晴らしい!なんでしょう、この憂愁な感じは…。あまりに見事なので、展開部を作らず、印象派のようにそのままこの色彩感覚を続けて欲しかったと思ってしまいました。和声音楽は、こういう色を使えるのが素晴らしいですね(^^)。
 そして、「シンフォニエッタ」の構造は…いや~モチーフを発展させていく形だと思うんですが、これはなんという様式なんでしょう、自由だ。そして、個人的には爽やかで大海原に旅立つような颯爽とした1楽章と、「王妃の僧院」と名付けられた3楽章のちょっと哀愁ある感じがいい(^^)。

 ヤナーチェクって、ピアノ・ソナタを聴いた時は、リスト的な人かと思ったんですが、弦カルを聴けば民族っぽいし、これを聴けばロマン派的な和声の色彩感覚が見事な人だと思ったりと、実に多彩。しかも和弦とかメッチャきれいで、これを聴いたらローカルな人だなんてちょっと言えないんじゃないかと。あ、あと、指揮者のハインツ・レーグナーという人、僕は知らなかったのですが、たびたび日本に来日していたらしいです。ベルリン放送管弦楽団の首席指揮者になっていた事もあるそうなので、その頃の録音かな?このCD、音がメチャクチャ良いです!演奏もきれいにまとまっていて素晴らしい…のですが、綺麗にした分だけ、ちょっとガッツが足りないかな?この辺は好みですね(^^)。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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