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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Louis Armstrong / Complete Hot Five and Hot Seven』

Louis Armstrong Complete Hot Five and Hot Seven フレッチャー・ヘンダーソンキング・オリヴァーの両方のバンドにいたスター・プレイヤーといえば、トランペットのルイ・アームストロングです。これはルイ・アームストロングがポップな歌を歌ってアメリカ親善大使になるよりはるか前、自分のグループ「ホット・ファイブ」や「ホット・セブン」を結成し、ジャズ・トランぺッターとして大評判だった1925年から1930年の録音を集めた4枚組CD。時代はもろにジャズ・エイジ、伝説の世界の録音がこんなにいい音で残ってるのか!CDは、1~3枚目がコンボ演奏で、4枚目がウィズ・ストリングスものです。3枚目までがステージで観る事が出来た若きアームストロング生の姿、4枚目が大スターになり、テレビやラジオでショーアップされ始めたアームストロングという感じ。

 ホット・ファイブはシカゴで結成されたグループですが、この時代のジャズって、やっぱりディキシーランド・ジャズの色が強いです。そして、ディキシーランド・ジャズって、ブルーグラスブルースといった音楽と未分化のところがあって、かなり面白い(^^)。楽器編成にバンジョーやクラリネットが入っていて、演奏は管楽器奏者が全員同時にアドリブ演奏するところなんかは、ブルーグラスそっくり。そして、「I'm Not Rough」みたいなヴォーカルものの曲になると、ブルースそのものになったり。そして、アドリブ演奏となると、さすがは名門ジャズバンドで叩きあげただけのことはある素晴らしいアドリブ能力!そして、アンサンブルの決まり具合がなかなか見事。いやあ、ジャズ・エイジに生まれたシカゴ・ジャズの最初のピークって、アームストロングの楽団なんじゃなかろうかと思ってしまいました。

 若いころ、深夜にルイ・アームストロングの特集番組を見たことがありました。そのあたりのジャズに詳しい評論家さんやベテラントランぺッターが座談会をしていて、合間に貴重な演奏ビデオが流れる構成でした。僕にとってのアームストロングは、いつもニコニコして「この素晴らしき世界」や「ラヴィアンローズ」を歌うポップシンガーでしたが、その番組で流れたアームストロングのトランペット演奏がすごかった!うわ~歌の合間にちょっとトランペットを吹くだけの人かと思ってたのに、ものすごく上手い…。録音が始まって、クラシックではカザルスとかバックハウスが世界的に有名になりましたが、ジャズで飛び抜けた存在だったのが、ルイ・アームストロングだったのかも。いま聴くと泥臭いですが、キング・オリヴァーとか当時のブルースとかの同時代の音楽と比較すると、ものすごく洗練されてます。それでいて若く熱く、気持ちいい!ジャズファンなら、ジャズ録音創成期の大偉業としてぜひとも持っておきたい4枚組なんじゃないかと(^^)。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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