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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『John Lennon Plastic Ono Band』

JohnLennon_Plastic Ono Band ビートルズ解散後、はじめてジョン・レノンが発表したアルバムです。1970年発表で、邦題は「ジョンの魂」。僕は2枚目の「イマジン」よりも、こっちの方がだんぜん好きで、昔からジョン・レノンのアルバムというと、こればかり聴いてました。

 やっぱり、演奏はちょっと…。ヴォーカルもピッチがフラフラです。1曲目なんて、最初の4小節だけで何回音程もリズムも外すんだよというほどにキツいです。ジョンのソロアルバムって、ヴォーカルに変なエフェクトをかけてあるものが多いですが、これって歌のまずさを隠そうとしたんじゃなかろうか…。でも、この音楽のグッとくるところは、そういう所じゃありませんでした。詩が心にしみてしまいました。教会の鐘の音から始まって、それと同じテンポで始まる「マザー」のその詩…いやあ、これはいい。こういう詞の世界観はアルバム全体に浸透していて、音楽つきの詩集という感じすらします。ギター弾き語りの「Working Class Hero」なんて、まるでプロテストソング。この曲はギターがメッチャクチャいいです。「LOVE」なんて、ビートルズを含めても屈指のバラードじゃないでしょうか。ピアノの音も、コンサートホールでもスタジオでもなくて、自宅でポロポロ弾いているような音で、なんかジ~ンと来ちゃいます。そして、これらの曲はどれも詩がとても私的で嘘がなくて…いいです。つい数年前までヒットチャート音楽を作ってたバンドのメンバーから出た言葉とは思えません。やっぱりジョン・レノンは、オノヨーコと出会って良かったんでしょうね。ふわふわと音楽産業界で神輿に担ぎ上げられていたのが、自分の言葉で話し始めたという感じがします。

 こういうものって、とても私的なものなので、歴史的に見て名盤かどうかとか、そういうことじゃない気がします。音楽として語っていいかどうかも分からないというか、音楽として語ってしまったら、このアルバムの本当の大事なところが見えなくなってしまう気すらします。やっぱりこれは、音楽でちょっとエモーショナルな味付けをした詩…つまり、本当の歌なんだと思います。大好きです。

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Comments
 
Bach Bachさん、こんにちはー。
>音楽でちょっとエモーショナルな味付けをした詩…
つまり、本当の歌
まさにこのアルバムはそうですね。
「歌」が元々持っていた機能のうちのひとつ「ストーリーテリング」、いわゆる「音楽」とは違う聴き方、あれこれはおいといて物語を感じとるのがいいのだろうと思います。
Re: タイトルなし 
goldenblue さん、書き込みありがとうございます!連休大掃除ははかどりましたか?
また、ビートルズ関連の記事、被りましたね(^^)。

僕はビートルズの曲だと、いい詞であっても「音楽につけられた飾られた言葉」というところをはみ出さない気がしてしまうんですが、ジョン・レノンのソロは「これは本音なんだろうな」と感じるものがいくつもあります。だから心に響くんですよね~。
このアルバム、詩集のようで大好きです(^^)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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