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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Miles Davis / Relaxin’』

Miles Davis Relaxin  マイルスがプレスティッジに残した4枚のマラソン・セッション、若いころの僕は「Workin’」でくじけてしまいまして、この「Relaxin’」を聴いたのは最近なのでした。そして…いやあ、これは良かった!タイトルこそ「relaxn’」ですが、けっこうアップテンポのナンバーが多いです。どれも同じセッションからのセレクトなので、4枚の差なんて選曲とかソロの組み立てがうまくいったかどうかとか、ほんの少しなんでしょうけどね。ところがその少しが天と地の差。

 このマラソン・セッションは、アンサンブルを綿密に作ってある曲は1曲もないので、良し悪しはアドリブの出来不出来やその構造の組み立てにかかってると感じます。そういう意味でいうと、印象で何となく聴いてしまったら似たような曲のオンパレードの退屈な音楽、だから余計にソロアドリブを楽しむといういかにもジャズマニアっぽい聴き方をするしかない(^^)。そして…いやあ、リーダーだからファーストソロがマイルスだし、コーラスもいっぱいもらえてるのはマイルスだという事もありますが、マイルスのソロがいいです!「If I were a bell」のマイルスのソロとか、やっぱりこの時代のこのバンドのボスはマイルスだなと思っちゃいます。これがCBS時代になると、コルトレーンが凄い事になってマイルスが食われちゃったりするんですが(^^;)。あ、あと、「OLEO」をやってるんですが、これはベースだけで支えておいて、コーラス後半でドラムとピアノを入れるとか、かなり面白い事をやってます。そして、コルトレーンのソロがいい!そうそう、僕、昔に「OLEO」をライブでいきなりやらされたことがありまして、あのテーマをとちって演奏できなくて大恥かいた事があります。あれは演奏できるからカッコいいんであって、弾けなかったら元も子もないですよね(・∀・*)。あ、あと、レッド・ガーランドのピアノは、ジャジーでいいなあと思う時と、古くさいアプローチだなあと思う時が半々ぐらい…って、50年代なんだから古くて当たり前か。やっぱりジャズ・ピアノはビル・エヴァンス登場以前と以降でけっこう違いますね。

 50年代真ん中までのマイルスは、要するに音楽的な起承転結をきれいに作ったソロを組み立てられるマイルスの高い音楽性を楽しむ、これに尽きるんだと思います。50年代末から60年代頭の進化したジャズを突っ走るマイルスの音楽を楽しもうと思ったら、マラソン・セッションの4枚はもの足りないかも知れませんが、ハードバップ時代の妙技を楽しむなら、これはなかなか素晴らしい1枚じゃないかと。…え?3枚しかレビューしてないじゃないかって?いやあ、「Steamin'」はじつは聴いてないのです。なんだかんだ言いつつ、やっぱりマイルス全盛期は50年代後半から66年だと思ってるもんで(^^)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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