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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Jimi Hendrix / Blues』

Jimi Hendrix Blues ジミヘンの死後ずいぶん経ってから発表されたコンピレーション・アルバムです。コンピレーションとはいっても、オリジナル・アルバムや有名なライブ盤などからのセレクトは1曲もないので、よほどのファンでない限りは、ほとんどダブらずに済むんじゃないかと。そしてこのCD、演奏テクニック的な意味ではジミヘンのいちばんすごい演奏のひとつを聴く事が出来る1枚だと思います!

 僕がこのコンピレーションを買った理由が3つありまして、ひとつは1曲目に入っている「Hear My Train Comin’」の12弦ギターでのアコースティック演奏。これ、有名な演奏なので聴いた事がある人も多いと思うんですが、これが欲しかった。この演奏はジミヘンの映画で、ディレクターの要望に応えてバックステージでサラッと弾いたもの。そういうわけで映像も残ってるんですが、若い頃にこれを見てぶったまげたのでした。はじめてこの映像を見た頃の僕はまだ中学生、戦前ブルースもクラシック・ギターも未体験の頃で、モノトニックベースみたいにバスラインと和音とメロディを同時に演奏してしまうギター演奏を聴いた事が無かったんです。これが衝撃で、「うわ、これはすげえ…」とぶったまげてしまったのです。テクニック的な意味だけで言えば、僕がいちばんすごいと思ってるジミヘンの演奏は、この「Hear My Train Comin'」のアコギ独奏と「Radio One」というラジオ番組でジミヘンが演奏した「Killing Floor」の2つです。ジミヘンを語るなら、ぜひこの2つを聴いてからにしてほしいというほどの快演です…って、どちらも正規盤には入ってないんですよね(^^;)。

 もうひとつの理由は、「Catfish Blues」が入っていた事。この曲、オリジナルアルバムには入ってないんですが、先ほど触れた「Radio One」で演奏していて、それがなかなかすごかったんです。スリーコードなジャム的ではあるんだけど、基本リフはきっちり作ってあって、最後に展開部もつけてあって、これだけで音楽がグッと締まるうえに劇的になっていたのです。スリーコードだからジミヘン弾きまくりだしね(^^)。そして、このCDに収録されているテイクは…「Radio One」のものとはぜんぜん違う感じ、そしてどちらも素晴らしかった!!

 3つ目の理由はおまけみたいなものですが…このCDが出た頃、僕はもう音大生。ロックもジミヘンもとっくに卒業していて、毎日の課題に追われてひいひい状態、ロックは聴いてる暇すらない状態でした。だから、上のふたつを満たしていても、買うのにちょっと躊躇してしまったんです。でも、クレジットを眺めていると…お、なんだこの「Jelly 292」という曲は?聴いた事が無いぞ…というわけで、最後のひと押しをされて購入。でもこれは単なるスリーコードのブルースジャムでした(^^;)。でも2コーラス目にジミヘンが演奏しているリフはどこかで聴いた事があるので、ジミヘンのなにか別の曲に生かされてるのかも。
 
 このアルバム、他にも面白く感じるものが色々入っていて、「Voodoo Chile」のスライト・リターンじゃない方の別テイク(!)とか、ファンク調でマディ・ウォーターズの「Manish Boy」を演奏していたりとか、ジミヘンのファンなら聴き逃せない1枚じゃないかと。僕的には、オリジナルアルバムの「ボールド・アズ・ラブ」よりだんぜん面白く感じた1枚でした。やっぱり1曲目が強烈だな(^^)。。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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