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心に残った音楽♪

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Category: アート・本・映画 etc. > 映画   Tags: ---

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映画『ア・ホーマンス』 松田優作監督、松田優作・石橋凌出演

A hormance_movie この映画も、実は狩撫麻礼さん原作。しかし僕は原作漫画を読んだ事なし。昔、古本屋に行くたびにチェックしてたんですが、とうとう見つからなかったのです(^^;)。マンガを読んだ友人によると「原作と映画はぜんぜん違う」んだそうで。この映画、僕はかなり好きです。好きなんですが、オチですべてぶち壊し(^^;)。。

 松田優作さんが大好きな僕ですが、この映画は、石橋凌さんの芝居がスバラシイ!石橋さんは日本のロックバンドARBのヴォーカルですが、立ち姿良し、声良し、さらに雰囲気が抜群にいいです。カッコだけつけてる人っているじゃないですか。カッコだけつけてナヨナヨしてると、僕は人間的な魅力を感じなかったりします。線の細い弱そうな男が嫌いなんですよね。眉毛とか剃ってるひまあったら腕立て伏せやれ、みたいな。一方で、胆の据わってる人には、すごく惹かれます。ルックスじゃなくて、貫録が重要なのです。調子乗った事やっといて、いざ叩かれると泣いて謝罪会見しちゃう人とか、甲高い声して子供みたいにすぐ逆切れするわりにヤバくなると人のせいにして自分だけ逃れようとするどっかの総理大臣とか、ぜんぜん駄目。いい時は誰だっていいわけで、苦しい時にそれを越えられるかどうかが人間の実力だと思うんです。胆の座り方で言えば、勝新みたいな胆のすわり方していてほしいわけです。あ、もちろん、やってる事がいいかどうかは別ですよ、あくまで胆のすわり方の話。そしてこの映画での石橋さんの立ち居振る舞い、すべてがいいです。松田さんが俳優にスカウトしたのも分かる。この映画、石橋さんと松田さんの立ち居振る舞いを観るだけで元を取れると思います。

 この映画のもうひとつの魅力は、匂いです。映画は、やくざの抗争を題材にしていますが、60年代の任侠映画や70年代の実録暴力団映画と雰囲気が違って、独特のセンス。音楽に例えると、80年代に出てきたニューウェイブとかテクノみたいにどこか非人間的で無機質、非現実的で、どこまでも芝居や幻想のようなムードがあります。東京の新宿の西口の高層ビル群の中に入っていくと、こういう無機的な雰囲気を感じる事がありますが、そういうムードをこの映画から感じて、惹かれる自分がいました。

 ただ、映画の落ちだけがちょっとね(^^;)…この落ちを良いという人ってほとんどいないと思うんですが、制作の段階で誰か止める人はいなかったんでしょうか。この落ちゆえに今も駄作扱いされてる映画と思いますが、でもそこ以外は本当にいいんですよ。オチだけ撮り直したら、良作になってた可能性もあるんじゃないかなあ。。


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Comments
 
Bach Bachさん、毎日暑いですねー。
この映画はほんと、オチさえなければ、、、ですよね。
石橋凌や松田優作はこれに納得していたの?と思ってしまいますが、、、ARB好きとしては、石橋凌がメジャーになるのはうれしいけど、なんか違うかも感もあって微妙な気分がしたものでした。
ミュージシャンの俳優転身 
goldenblue さん、書き込みありがとうございます!暑いですねえ。

この映画、途中で監督が降板して、そこから松田優作が台本を大幅に改稿&監督も務めるという大波乱だったみたいですね。結局それでワンマンな松田さんに歯止めをかける人がいなくなってしまったのかも知れませんね。リーダーシップとワンマンは紙一重、むずかしいですね。

僕は、ARBを聴くより先にこの映画を観ていたのでセーフでした。でも、ミュージシャンだと思っていた人が俳優やタレントに転身すると、誰であれなんだかなあ、と思ってしまいますね(^^)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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