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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『ルーセル:交響曲第1番《森の詩》、第3番 デュトワ指揮、フランス国立管弦楽団』

Roussel_Symphony1and3.jpg ルーセルの交響曲3~4番が新古典の亜流のように聴こえていた僕は、しばらくルーセルのシンフォニーから離れていました。でも、室内楽に素晴らしい音楽があったもので、もしかして初期の方が僕の趣味に近いのかな…な~んて思いつつも、そのまま聴かずに忘れ去っていたのでした(^^;)。ところが最近ブックオフでルーセルのCDを安くゲットしたもんで、ついに交響曲1番と2番も聴く事が出来ました!このCDは、1番「森の歌」と3番を収録です。

 交響曲第1番「森の詩」は1904-6年の作曲。、うわあこれはヤバい、めちゃくちゃいい、スバラシイ…。音楽的にいえば、伝統的な管弦作曲と印象派と新古典が混じっていて、サンサーンスのオルガン付交響曲以降の19世紀末~20世紀初頭のフランス管弦楽の歴史の中にある感じ。従来のドイツ管弦楽とフランス印象派あたりのブレンド具合は、フランクあたりに近い印象。この交響曲は標題音楽にもなっていて、1楽章から順に「冬の森」「春」「夏の夕べ」「牧神と森の精」となっています。この色彩感覚が見事!特に第3楽章、思わずステレオの音を大きくしてしまいました。4楽章の並行和音はラヴェルの「ダフニスとクロエ」を彷彿とさせますが、ダフニスは1909-12年作曲なので、こっちの方が先んじてるんですね。こっちがオリジナルなのか、いやあこれはすごい。

 交響曲第3番、これは前回書いたので曲のこまかい説明は省略、リズムがガシガシ攻めてきてストラヴィンスキーみたい、でもフランスだからちょっと上品だったりして(^^;)。このガシガシ来る感じから第2楽章に入る所が、鳥肌ものに素晴らしいです。この落差をつけつつヌルっと入るところのフランス国立管弦楽団の演奏、見事でした。

 ルーセルというと交響曲3~4番やオペラバレエ「パドマーヴァティ」あたりが有名ですが、でも19世紀末~20世紀初頭のフランス音楽の再浮上という視点からみると、室内楽や交響曲1番の方が断然重要に感じますし、じっさい僕は交響曲1番や室内楽の方が、「うわ、これはメッチャいいじゃん」と感覚的にも好き。そして、このCDと対になってる、デュトワ&フランス国立管弦楽団によるヂュトワのシンフォニー2&4番のCDもゲットしましたので、それは次回にでも(^^)。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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