『THE MAD CAPSULE MARKET'S』

MadCapsuleMarkets.jpg ジャケットや名前だけでは判断しにくいですが、ザックリ分ければ日本のロックバンド。発売が1996年なので、僕はロックも日本のポピュラーも聴かなくなった頃。しかし、これは格好良かった。
 90年代の日本の大衆音楽シーンというのは、商音楽が完全に子供だましの音楽のオンパレードになっていて、少しでも音楽が好きな人であったら、リアルタイムの商音楽には何も見るべきものがなくなっていて、プロが作る音楽よりも、アンダーグラウンドとかロックバンドの方が全然面白いという状況だったと記憶しています。このバンドは売れた方ですが、全然売れないバンドにも格好いいバンドがありました。で、この時代のロックというと、やる側に日本というナショナリズムや地域音楽的自覚というのは全くなくなっていたみたいで、洋楽のロックと完全に地続きだったと思います。西洋側がどう思っていたかは知りませんが、音楽的には区分けする意味は全くないというか、物によっては向こうのものより遥かに格好いいものもあった気がします。な~んて、この頃はもうロックを聴かなくなっていたので、偉そうなことは言えないのですが(^^;ゞイヤァ。

 音楽的には、スラッシュ的な要素もあり、要所をコンプで潰しまくったサウンド、ヴォーカルにディストーションをかけたり、ドラムンベースそのものといった曲もあったり、プロツールズ特有のデジタルエフェクト、ワーミーのような当時のロックの必殺武器のようなエフェクターなど、90年代ロック・レコーディングの格好良さが片っ端から詰まってる感じです。文化としても完全にカウンター、ロックは社会の中でこういう位置にあって欲しいと思うばかり。これ、自分が中学生ぐらいの時にリアルタイムだったら、確実にハマってたんじゃないかと思います。暴発したい時、人を殴りたくして仕方がない夜、犯したくてどうしようもない時などにおススメ。


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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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