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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Thelonious Monk Quartet / with John Coltrane at Carnegie Hall』

Thelonious Monk Quartet with John Coltrane at Carnegie Hall チャーリー・パーカーと同時期に活躍、ビバップというジャズの新しい潮流を築き、以降もマイルス・デイヴィスジョン・コルトレーンと共演してモダン・ジャズ初期からシーンのど真ん中にいたセロニアス・モンクというピアニストがいます。ジャズを聴かない人でも、彼の音楽は聴かないと駄目なほどの重要人物です(^^)ホントダヨ。モンクさんは個性が強くて、「ラウンド・ミッドナイト」みたいなジャズに永遠に残るほどの名バラードを書いたかと思えば、アヴァンギャルド一歩手前みたいな曲も書いてます。ピアノ演奏も独特で、すぐに下降ラインをパラパラ弾いたり、変なタイミングで和音をガシャーンと入れたり、とにかくクセモノ(^^;)。ステージでも急にピアノを演奏するのをやめてクルクル回りはじめちゃったり、とにかくジャズな人なのです。モンクとコルトレーンはどちらもモダンジャズの超ビッグネームですが、共演した録音が少なくって貴重。猪木vs前田戦みたいなもんかな?これは2005年に発掘された、1957年11月29日のモンク&コルトレーンのライブ盤、モンクのバンドにコルトレーンが参加した形です。こういう発掘録音は手を出すときりがないので買わない事にしてる僕ですが、モンクとコルトレーンの共演では買わざるを得ないのでござる(^^;)。

 セットリストは「モンクス・ムード」「エピストロフィー」「エヴィデンス」「ブルー・モンク」などなど、モンクの名曲のオンパレードです。そして…あら~意外といい音でビックリしました。秘蔵録音という事で、オーディエンス録音の劣悪な音かと思ってたんですが、ベースどころかドラムのハイハットまでよく聴こえるので、これはマイクをいっぱい立てた放送局録音かなんかじゃないのかな。。モンクのグループの演奏はいつも通りで良好、これは想像がついたんですが、コルトレーンのソロが良くって驚きました、「Sweet and Lovely」のソロなんて絶品!コルトレーンって、55年にマイルスのバンドに抜擢されますが、麻薬でヘロヘロになって首にされたのが57年、この録音の頃です。そこでモンクに拾われ、自分のリーダー作も何作か出して、翌58年にマイルスのグループに復帰、そこから先はマイルスを置き去りにするほどの大躍進。というわけで、ドラッグでボロボロの時の演奏かと思いきや、最初のマイルスバンド在籍時よりいい演奏じゃん、すげえ。。ただ、アドリブソロはいいんですが、テーマの演奏がシャバラバ、エピストロフィーのテーマなんて聴いてて恥ずかしくなっちゃいました。なるほど、この頃からコルトレーンはアドリブの事しか頭になかったんだな(^^;)。。

 モンク・カルテットの演奏では、僕はチャーリー・ラウズ加入時のものが特に好きなんですが、その前もスティーヴ・レイシーにロリンズにコルトレーンと、モンクはフロントマンの見る目がありますね。その後、全員ジャズの世界に名を残すビッグネームになっちゃうんだから。モンク&コルトレーンで最初に買う1枚じゃないと思いますが、他のモンク&コルトレーンのレコードをいいと思った人なら、間違いなく気に入る1枚じゃないかと思います!

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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