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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Thelonious Monk With John Coltrane』

Thelonious Monk With John Coltrane スタジオ録音として残されてるモンク&コルトレーンの録音って、これが唯一なのかな?若いころ、中古盤屋でこのLPを見つけ、「コルトレーンとモンクって共演してたのか?!」と狂喜乱舞して飛びついたのでした(^^)。あれから30年近くたってるのか、あの頃は本当にウキウキしながら音楽を聴いたりやったりしてたもんです。時の流れははやいなあ。

 録音は1957~8年、せっかくマイルス・クインテットに採用してもらったのにドラッグでヘロヘロになってクビになったコルトレーンが、モンクに拾ってもらった頃です。1曲目のバラード「Ruby, My Dear」を聴くとなるほど休暇療養中かな…な~んて思ったのもつかの間、2曲目「Trinkle, Tinkle」やB1「Nutty」のサックスが普通じゃねえ!コルトレーンって、ひたすらスケールトレーニングしてた人なんでしょう、コードプログレッション内でのシーツオブサウンドが強烈。いや~ドラッグでヘロヘロでも、持ってるもの持ってるから、無名のテナーサックス奏者がマイルスとかモンクというビッグネームに重用されるんだな…。このふたつのトラックは、完全にコルトレーンのプレイを聴かせるだけのためにありますね(^^)。いや~カッコよかった。。

 そしてモンク、色々なアプローチが面白いです。たとえば、僕がモンクの曲で一番好きな「Epistrophy」。レイ・コープランドのトランペット・ソロでピアノは演奏をやめて、和声の支えを作りません。これはペッターは吹きにくかったんじゃないかと思いますが、音楽的にはめっちゃカッコいい!!いや~自分たちが当たり前と思ってる事って色々ありますが、それって絶対なわけじゃないと思い知った瞬間でした。そしてラストの「Functional」のピアノ独奏、まるでアーリータイムジャズかラグタイムを聴くような古き良きアメリカのあたたかさ。モンクのプロフィールを僕はよく知らないんですが、もしかしてラグタイムとかやってた人なのかな。いいアルバムの終り方でホッコリしました(^^)。

 ブルートレインからジャイアント・ステップスに至るまでのモダンジャズの光るテナー奏者にのし上がった時期のコルトレーンと、ビバップ以降のモダンジャズの楽理を作り出したひとりのモンクの共演盤は、特に入れ込んで新しい挑戦をしたというわけじゃないんですが、それぞれに自分の追及があってカッコよかったです。枠はビジネスでエンターテイメントな音楽なんだけど、コルトレーンのアドリブに対する追及の仕方とか、モンクの色んな試みとかは、その枠に入ってません。そして、その向いてる方向が正鵠を射ているというか、とっても音楽的なんですよね。こういう部分があったから、たとえオーセンティックでも50年代後半から60年代のジャズは面白かったんじゃないかと。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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