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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Public Image Ltd. / First Issue』

Public Image Ltd_First Issue ジャンルの定義なんてどうでもいいんでしょうが、僕的にニューウェーヴといってシックリくる音楽って、このパブリック・イメージやバウハウスハウスあたりなのです。音作りはパンクに比べてデジタルになって、でも音楽の作りはパンクみたいにカワイ子ちゃんじゃなくって粗野で暴力的。デジタルな部分だけ引き継いで、変なテクノみたいになったニューウェイブなんてぜんぜんニューウェイブには思えない、これぐらいアナーキーでないと!これはパブリック・イメージの1978年のデビュー作です。パブリック・イメージ・リミテッドはPiLなんて略され方をしますが、僕はしばらくこれが同じバンドだとは思わなかった(^^;)。明らかなHR/HM党で、パンクはピストルズもクラッシュも音楽が単純すぎるし演奏も下手すぎでつまらないと思っていたガキの頃の僕が、はじめてパンク/ニューウェーヴ系でしびれたアルバムでした。同時に、ハードロックとメタルを同ジャンルに括るのは理解できても、なんでパンクとニューウェーブを同ジャンルに出来るんだと思っていた僕が、はじめてその理由が分かった気がしたアルバムでもありました。

 バンドの中心にいるのは、元セックス・ピストルズのジョン・ライドンというヴォーカリストです。彼のいかにもパンクなヴォーカルに、色んなエフェクターを使って刺激的な音になったギターがザクザクが重なります。でもピストルズのネバーマインドみたいにスリーコードで明るいロックンロールな感じじゃなくって、ツーコードで延々と弾きながらヴォーカルが絶叫し続けるとか、なんというか…ロック的な衝動って、プレスリーの頃から一貫してこういうものだったんじゃないのかと思うほどでした。演奏も音楽もクラシックはおろかジャズにも明らかに劣るロックをそれでも好きな理由って、こういう破壊衝動とか、「なぜやるのか」という部分にある気がします。SONICSMC5 が持っていた「叫ぶ」という姿勢が本当にあるロック。

 僕がロックに求めるものがガッツリ入っている素晴らしいアルバムです。ドラムやベースにもっと技術があったらさらにすごい事になったと思うんですが…でもそれを求め始めちゃうと、きっとこういう衝動的な音楽は出来なくなっちゃうのかも知れませんね。この齢になって聴いても、メッチャいいと思ってしまいました(^^)。これの良さが分からないようではロックの良さなんて絶対わからない。最高のセンスのロックです!

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Comments
 
同感です。サイコーです。
ただ、ドラムはともかくとして、ギターともに、ベースのセンスもいけてます。
レゲエと、ジャーマン・ロックのカンがお気に入りだった彼ら、これは、その辺りの素人がやっても、やはり、マネできないものかと。

CANですか、なるほど 
senriyanさん、書き込みありがとうございます。

このアルバム、本当に最高ですよね!僕は次のアルバムもメチャクチャ素晴らしいと思ってます。
へえ、カンが好きだったんですか!それは分かる気がします。きっと、Tago Mago よりもFuture Days あたりが好きなのかも知れませんね。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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