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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Dizzy Gillespie / Afro』

Dizzy Gillespie Afro ガレスピーさんをビバップの名トランぺッターと思っていた僕は、1954年録音のこの作品を聴いて大仰天。うわあ、思いっきりアフロキューバンじゃん、しかもメッチャかっこいい。。このレコードをはじめて聴いたころの僕は、ラテン・ジャズという括りをまだよく知りませんで、度肝を抜かれました。異色作かも知れないですが、大名作とも言えるんじゃないかと!

 まず、オケの編成がなかなかすごいです。通常のジャズ・ビッグバンドより巨大で、さらにラテン・パーカッション・チームが加わっています。ラテンパーカスが煽りまくった上で巨大ビッグバンドが爽快にトゥッティを決めるもんだから、メッチャかっこいい。これはのけぞっちゃうよ…。

 そして、A面すべてを使った、チコ・オファリル編曲の「マンテカ組曲」が強烈!モントゥーノから始まって、ぐつぐつと煮えたぎるような強烈なグルーヴとエネルギー感で突っ走ります。キューバ音楽のレベルの高さは周知の通りですが、こういう目立たないアレンジャーまでメッチャいい仕事するんですね。A面だけでも絶対に聴くべきじゃないかと。

 B面はジャズナンバーを扱ってますが、これも一筋縄でいきません。「チュニジアの夜」のリズムセクションのオスティナートとか、めっちゃアフロでカッコいい。「コン・アルマ」もリズムがキューバ、「キャラバン」のリズムもものすげえ…う~ん徹底してアフロキューバンとジャズをミックスしてます。この妖艶で暑苦しい感じ、めっちゃいい!

 アフロ・キューバンは、ジャズとはかなり違う美感を持ってる音楽なので、ジャズの狭い価値観に閉じこもってる人だと、やたらと批判的になる人も少なくないです。でも、これが「ダメな音楽」なんてありえないです。ダメだというなら音楽ではなくて自分の狭い判断基準を疑った方がいいと思っちゃうなあ。アフロキューバンとジャズのいいところを見事にミックスした、とんでもなく素晴らしい音楽。これ1枚でガレスピーを把握しようとすると判断を誤ってしまうかも知れませんが、ラテン・ジャズ方面のガレスピーの代表作、そしてラテンジャズの大名盤の1枚だと思います!

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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