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『メンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》、第4番《イタリア》、序曲《フィンガルの洞窟》 ドホナーニ指揮、ウィーンフィル』

Mendelssohn_Symphony3-4_Dohnawny_wiennaPhil.png 僕が音楽をやっていた頃の思い出のひとつに、スコットランド旅行があります。スコットランドはイギリスを構成する4つの連合国の中のひとつで、イングランドの北の方にあります。そしてスコットランドの首都エジンバラでは、夏に長期間に渡って開催される盛大な芸術祭がありまして、そこで劇団づきのピアニストとして出演させていただいたのです。
 でもエジンバラ、ちょっと血なまぐさい所だったんです。エジンバラ城は出来た年すらよく分からないほど古く、城壁には砲撃を受けた黒いすすの跡が消えずに残ってました。街には魔女狩りの時代に女たちを拷問した井戸が観光名所として残っていて(中世か?!すげえ)、なによりエジンバラ自体が幽霊の名所。幽霊が見えたり変な声が聴こえたりするという場所をツアーするコースまでありました(^^;)。あのツアー、参加したら本当に幽霊が見れたんでしょうか。いま思うと、参加しとけばよかったな。。ロンドンも幽霊で有名ですが、エジンバラに比べたら可愛いもんです。エジンバラ、やべえ。

 さて、メンデルスゾーンの書いた交響曲の3番と4番は、メンデルスゾーンが外国旅行をした時の印象をそのまま音楽にしたものです。そして3番は…スコットランドなのです。第4番「イタリア」は長調ですが、このスコットランドは短調。メンデルスゾーンもエジンバラにヤバいものを感じたのかな(^^;)。このCDのジャケットの左下に書いてある城壁が、たぶん僕が言ったエジンバラの城壁なんですよね、色が同じだし、城壁の横にこういう緑の丘が広がってたし。

 交響曲第3番「スコットランド」。CDのライナーを読むと…メンデルスゾーンはエジンバラのホールリード宮殿を旅行し、スコットランド女王メアリー1世の目の前で、彼女の秘書リッツィオの殺害が行われた場所も見学したみたい。ちなみにその殺害現場、何世紀もリッツィオの血がこびりついてとれなかったそうです。そういえば京都でも、どこかの寺の天井に殺された武者の手の跡が残ってたなあ、たした大原の方の寺でした。まあそんな恐怖の歴史を持つホールリード宮殿を眺めているうちに、メンデルスゾーンはこの第1楽章を思いついたそうで…そりゃ短調になるわな。。とはいえ、そんなに思いっきりダークにはならず、水彩画のようにさっぱりした音楽でした。
 
 交響曲第4番「イタリア」。おお~アバド&ベルリンフィルより、こっちの方が和弦が綺麗です。有名な第1楽章で、ピアノになった時の揃い方、音の美しさがハンパないです。なんというんでしょう、ウィーン古典派のオペラの前奏曲のように聴こえる古風な演奏ですが、それってドホナーニさんがフランクフルトやハンブルグの歌劇場で音楽監督を務めていた事も関係してるんですかね?

 というわけで、メンデルスゾーンのスコットランド&イタリア旅行の様子を音楽で楽しめるCDでした。綺麗な水彩画のように聴こえるのは、きっと楽しい観光旅行だったからなんでしょうね(^^)。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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