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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『The Bud Powell Trio』

The Bud Powell Trio アメリカの40年代から50年代初頭、ビバップの大流行でジャズが一気にモダン化しましたが、これはビバップの立役者のひとりバド・パウエルの超有名な1枚です。バド・パウエルはチャーリー・パーカーの技法をピアノに持ち込んだ最初のひとりにして超大物。ジャズピアノの歴史がここで変わって、現在に至ると言っても過言じゃない偉人です。

 僕が持ってるのは日本盤LPで、邦題は「バド・パウエルの芸術」。A面が47年録音8曲、B面が53年録音8曲なんですが、このレコードには色々と経緯があるみたいです。40年代という事で、もともとが10インチ盤2枚だったものをひとつの12インチLPにしたみたい。でも、最初に12インチ化された時は、53年録音は4曲のみの収録。さらに、テープの再生速度が狂ってて、CDやLPによってはピッチが変みたい。たまたまなんですが、僕が買ったLPは、日本で再マスタリングされてピッチを修正したものみたいです。いや~、日本のレコーディング関係の技術者の努力ってすごいですね、頭が下がります。。逆にいうと、このCDを買う人は、録音のピッチ狂いに気をつけろ!!

 さて、A面の47年録音は、僕が聴いたバド・パウエルの録音では最も古いものですが、ドーナツ盤やラジオ放送に合わせたのか1曲2~3分なもので、アドリブの凄さを楽しむというより、コンパクトにまとめた曲を楽しむ感じでした。そして、この作りは53年も同じ。これって、どっちが良いというもんでもなくて、レーベルがジャズをどういうものとして考えていたのかという事なんでしょうね。

 バドさん、麻薬で51年に逮捕され、さらに刑務所で精神病まで併発して、53年に復帰した時にはかつての輝きを失っていたそうな…ああ、まるでチャーリー・パーカーじゃないか。ビバップの人は悲劇的な終わり方の人が多すぎるなあ。このアルバムはバド・パウエルの代表作のひとつと言われる事が多いですが、雰囲気としてはラジオ放送用にまとめた演奏が多いという印象。悪くないんですが、僕がバド・パウエルを凄いと思ったのは、レーベルの事情やラジオ放送の事なんか考えず、自分をぜんぶぶつけてピアノを弾き倒した演奏にふれた時なのでした(^^)。その話は、次回にでも!

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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