FC2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『シリアのマカーム The Syrian Maqams』

The Syrian Maqams どれだけシリア好きなんでしょうか、僕は(^^;)。このへんの地域は、文化が国境で分断されているとは限らないので、音楽を国別に区分けする事にそれほど意味があるとは思えませんが、それでもあえて区別すると、僕は西アジアの音楽ではイランの次にシリアが好きかも。これは、民族音楽の老舗レーベルargoから出た1枚。1998年にポリグラムが日本盤を発売した事もあり、僕はその時に買いました。貧乏でしたが、小遣いの続く限り買いましたね(^^)。ああ、あの頃は本当にワクワクしながら音楽を聴いてたなあ。自分がまったく知らない種類の音楽に触れる事に、本当にワクワクしてました。まるで、未知の惑星に足を踏み込むような感覚でした。録音は1955年と60年で、ダマスカスの現地録音。

 ここに入ってるマカーム(アラビアの古典音楽で使われる音楽理論体系)を使っての音楽は、かなり素朴なものでした。ナーイ(尺八のような音がする縦笛)やヴァイオリンの独奏でのタクシーム(マカームの前に演奏される即興的な前奏)とか、けっこう素朴です。マカームやダストガー(イランのマカーム)って、まるで協奏曲のように長大なものもあるんですが、このCDに入っているものは、あくまでシンプル。マカームって、マグリブ地方(北アフリカに続くアラビア文化圏諸国)のものは主題がけっこう短いですが、シリアとかイラクやイランのものって長大なものが多いと思ってたんですが、これは比較的コンパクト。本当は長い演奏の、タクシームの部分だけ切り取って収録してたりもするのかも知れませんが(^^)。

 今回取り上げた3枚のCDの中では、現地録音で録音もいちばん古いので、音はいちばん悪いです。でも、それが悪いと感じるかというとまったく関係なし、生々しさが伝わってきて、妙に感激してしまいました。聴いているだけで、熱い日光と砂だらけの土地の空気感が伝わってくるようなんです。100年前も1000年前も、この土地ではずっとこういう音楽が鳴っていたんじゃないかと思ってしまいました。まるでタイムトラベルしたみたい、素晴らしかったです!

関連記事
スポンサーサイト




Comments

04 2021 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
検索フォーム
これまでの訪問者数
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS