しかし個人的には後半のJohn Blum のピアノ入りトリオがより好みでした。ピアノ入りのトリオの1曲目「changing times 2」のピアノの入りを聴いただけで、もうハートを鷲づかみされました(^^)。いい意味でジャズしかやってない人のピアノ、ゴリゴリです(^^)。トリオのまとまり方もヤバくて、アンサンブルを考えるより先に手が出る演奏で、ひたすらそれぞれが自分の限界にチャレンジしてるのに、それでいて3者のバランスが保たれてる感じ。このスピード感とテンションはすごい、持ってかれてしまいました(^^)。こういう演奏って、ただ手を動かしてるだけにもなりかねない際どさがありますが、これは勢いを最大限にキープしたままギリギリで音楽を保ってる感じ、絶妙でした。後半のピアノ入りトリオの演奏を聴くだけでも、このCDは買う価値があるんじゃないかと!