FC2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: アート・本・映画 etc. > テレビ番組   Tags: ---

Response: Comment: 2  Trackback: 0  

書籍『新資料解読 ウルトラセブン撮影日誌』

Sinsiryou_UrutoraSevenSatueiNissi.jpg 一昨年(2017年)の9月に発売された本です。これはマニアックの極致、なんとウルトラセブン撮影時の円谷プロダクションの日報です(^^;)。こんなものまで出版されてしまうって、セブンってキラーコンテンツなんだなあ。しかもじっさいに円谷プロの日報は読んでみたいと思えちゃう所がすごい。

 面白いかどうかは微妙かもと思いつつ読んでみたところ…超面白かった!もちろんウルトラセブンのファンでないとまったく面白くないでしょうが、浅いとはいえ一応セブンファンな僕にとっては最高に楽しかったです。特に楽しかった点はふたつで、ひとつは撮影の裏側が見えるところ、もうひとつは具体的にどこでロケをしたのかが分かる事です。撮影地探索というのが流行ってるそうですが、そういう事をしたい人にはマストアイテム(^^)。「空間X脱出」の疑似空間の恐怖の森ですが、撮影現場が川崎市生田と東京世田谷の砧公園のふたつに分かれてるんだ、へえ~…みたいなトリビアも色々あったり。

 そして、撮影の舞台裏の記述が面白くて、特撮テレビ番組制作の制作現場の空気感がビシビシ伝わってきました。「おねがいだからストーブ買ってくれ」とか、「実相寺監督の撮り方が凝ってるので予定時間をはるかにオーバー。監督と助監督のコンテ打ち合わせなど、もっと綿密にお願いします」とか、「夕食の時間がなくセット内でパンと牛乳支給」とか。読んでいて、自分がスタッフとして撮影現場にいるような気分になれました。う~ん、これは面白い。ウルトラセブンの撮影は人間ドラマの本編班と特撮班の2チームに分かれていて、とくに特撮班が大変そう。その努力のすごさが伝わってきました。水中撮影のアイアン・ロックス回とか、メッチャクチャたいへんだったみたいです。

 各話の最初に簡単な説明が書いてありますが、以降は完全に日報。ルポ小説のような書き方にしてしまうとリアリティがなくなってしまうので、あえて日報のままにしたのだと思うのですが、僕にとってはこのままであってくれるのは、それはそれで有り難かったです。誰かの主観を通さず、ありのままで読みたいんでね( ̄ー ̄)。でも逆にいうと日報そのものなので、読み手の想像力が問われる1冊かも。これぞウルトラセブンの撮影秘話の決定版とも言えそうですが、あまりにマニアックなので再販はなさそう、買うなら今かも?!

関連記事
スポンサーサイト




Comments
当然、読んでみたい。 
しかし高い・・・。
Re: 当然、読んでみたい。 
地味JAM尊さま、書き込みありがとうございます!毎日寒いですね~。

たしかに、高いです。発行部数が期待できない本だったんでしょうね。研究資料に近いので、セブン愛が相当に強いか、値段が下がるまで待つのがいいかも知れませんね。でも逆にプレミアついちゃう可能性もある気もしますが(^^;)。

01 2021 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
検索フォーム
これまでの訪問者数
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS