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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『FARM』

Farm.jpg こういう「あんまり知られてないけど、聴けば間違いなくぶっ飛ぶメッチャクチャにすごい1枚」というレコードを紹介できるのって、今では商業誌やアクセス数ばかり気にしてるアフィサイトでは不可能。ここみたいな個人サイトで口コミで後々まで伝えていくしかないのです(^^)。これは、そんな事を思ってる僕ですら、センスがメディアに飼い慣らされちゃって、ステレオタイプな音楽以外はすぐ「ダメ」とか言っちゃうような人には教えたくない、大好きな隠れ大名盤!ロックが好きなら、ファームを聴かずに人生終わるのはもったいないです。こういうパワーみなぎるカッコいいバンドがいるもんだからロックは卒業できません(^^)。1971年に発表されたアメリカ・イリノイ州のロックバンド、ファームの発表した唯一のアルバムです。ガレージというかサイケというかカントリーというか、そのあたりをグチャッと混ぜた感じですが、ひとつ言える事は…ハードで野太くてメッチャかっこいい!!サイケと言っても色々ありますが、これはいつか紹介したブルーチアーとかハイタイドとか、そういうハード系のサイケ。

 このアルバムのカッコよさを知るには、1曲目「Sunshine In My Window」の冒頭1分をきくだけで充分。僕はそれだけで持ってかれました(^^)。えらく歪ませた音で弾きまくるツイン・ギターがカッコいい!!うしろで鳴ってるオルガンがカッコいい!そして、それらの音を全部押しのけるほどに狂ったように叩きまくるドラムが死ぬほどカッコいい!!1曲目なんて、攻めて、展開して、ようやくヴォーカルが入った時にはもう3分ぐらい経ってます。曲はハードなうえに展開しまくるし、演奏はひたすら疾走、これぞロックだ。。
 2曲目「Cottonfield Woman」はややブルースロックに近づきますが、デビュー時のハードだったころのフリーをさらにハードにした感じ。これもカッコいい、冒頭2曲の時点で、名盤確定です。
 3曲目は曲名こそ違えど、完全に「sweet home chicago」系のバンドブルースです。そういえばイリノイ州と言えばシカゴか。悪くないけど、このメッチャかっこいいバンドが、こんな普通な曲を普通にやっちゃいけないと思うのでパス(^^;)。
 4曲目「Jungle Song」は8分ぐらいあって、これも展開がカッコいいサイケナンバー。展開していく曲と、アドリブのバランスが絶妙。このバンド、ほぼインストな1曲目や4曲目がべらぼうにカッコいいという事は、ヴォーカルがいない方がいいんじゃないかなあ。曲はすごくカッコいいし、演奏は野太くてすごい説得力だし、ここまで音楽がカッコいいとヴォーカルが邪魔にすら聴こえちゃいます。
 ラストの5曲目も8分ぐらい演奏してる長尺ナンバー。カントリーとプルースの間ぐらいの曲調ですが、ほぼインストで、いきなりドラムが入ったり、どんどんアッチェルしたりと、ムッチャ熱い!!こういう系だと、レイナード・スキナードの「Free Bird」って曲が熱くて悶絶ものですが、それに負けないぐらいカッコいい。

 なんでこれだけカッコいいバンドがアルバム1枚で消えちゃったんだろう。メジャーなレコード会社が商売っ気たっぷりで分かりやすく当たり障りない音楽しかやらなくなりつつあった時代に、これだけ熱い音楽を紹介してたんだから、インディーズは捨てられません。このハードなガレージ&サイケデリック感覚は、今まで紹介したロックでいうと、ブルーチアー、ハイタイド、ソニックスあたりに匹敵するカッコよさ。ガレージやサイケが好きな人ならマストアイテム、必聴です!!

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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