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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Country Joe & The Fish / I-Feel-Like-I'm-Fixin'-to-Die』

Country Joe The Fish I-Feel-Like-Im-Fixin-to-Die カントリー・ジョー&ザ・フィッシュのデビュー作はフラワーロックな感じでしたが、同67年に発表されたこのセカンドアルバムは趣がぜんぜん違いました。歌は音痴だしバンドはイマイチなので、最初はピンとこなかったんですが、貧乏な子供の頃に買ったもので、もったいなくて何度も何度も聴いているうちに虜になってしまった(^^)。。噛めば噛むほど味が出てくるスルメなアルバム、これは力作ではないでしょうか?!

 セッション色の強いデビュー作に比べて、こっちは曲作りにかなり力が入ってます。曲想も前作と違って、ゴーゴークラブで演奏しているハコバン的な音楽が、フォークをベースにしたサイケバンドのように変貌。音楽よりもセリフが多いので、気になるのは詞です。例えば、ウッドストックで演奏した「I-Feel-Like-I'm-Fixin'-To-Die Rag」。この曲、演奏はサーカスのバンド演奏みたいで楽しげですが、この曲以外はみんなしっとりと落ち着いた、場合によってはダークな曲です。「I-Feel~」にしても、有名なサビ「One, two, three, what are we fighting for?」は、訳せば「なんのために俺たちは戦ってるんだ?」。これってベトナム戦争の事ですよね。それだけ聴いても若い頃は「戦争反対なんだ」ぐらいなもんでピンとこなかったんですが、今、もしこういう歌が日本で歌われたらどうなるかと想像すると、なかなか大事な事をやってるんじゃないかと。原発問題でも9条でも極東地域の外交問題でも何でもいいですが、もしそういう事について歌ったら、それが左寄りの内容であれ右寄りの内容であれ、反対側のごく一部の人が、論理的な反論をするでもなく汚い言葉でグチャグチャに批判、それを見た大半の人が「あ、これはアンタッチャブルな話題だな」と押し黙ってサイレントマジョリティーと化して、事実を調べる事も正しい道を考えるでも行動する事もせず、場合によってはメッセージを投げ入れたミュージシャンが「アンタッチャブルなネタを商売に利用してる」なんて言われたりまでしてオシマイではないでしょうか。正しいかどうかはともあれ、市民やミュージシャンがこういう事で声をあげる力を持っていて、またそれに市民が反応する所が、合衆国やフランスの素晴らしい所だと思います。

 というわけで、音楽どうこうよりも、メッセージ性の強いフォークとして聴くと、色んなものが見えてくるアルバムだと思いました。異文化の音楽の場合、宗教音楽やプロテストソングは理解するのに背景が見えないと難しいので、若い頃には分かりにくかったのかも(^^)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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