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Category: CD・レコード > ラテン   Tags: ---

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『The Wailers / Burnin’』

The Wailers Burnin’ ジャマイカの音楽レゲエ、僕は残念ながらなかなか触れる機会があまりないまま通り過ぎてしまって、あんまり聴いてません。ただ、ボブ・マーリーだけはすごく好きなんです。アホな理由なんですが、漫画『迷走王ボーダー』に影響されたもんでね(^^;)。これは1973年発表のウェイラーズの7枚目のアルバムで、ボブ・マーリー、ピーター・トッシュ、バニー・ウェイラーという、レゲエの偉い人3人が参加した「オリジナル・ウェイラーズ」なんて言われる編成の最後のアルバムです。

 ジャマイカなのに歌詞が英語なんだな、アイランドというレーベルに移籍して世界マーケットを狙ったからなのかな…な~んて思ってたんですが、ジャマイカは旧イギリス植民地なので、公用語が英語なんですね。そして、若い時は「ほんわかした音楽だな」と思ってたのに、齢を取ってから聴くほたびに、骨太なフォークロアだな、と思うようになっていったのでした。僕のレゲエ…というか、ボブ・マーリーのイメージというと、音楽は、エレキ・ベースがブンブンいってて、打楽器にティンバレスやラテン・パーッションの音が混じってて、コーラスが大事、みたいな。そして、詩が相当にプロテスト・ソングっぽいのも、すごく印象的でした。この詞を聴かないと、レゲエのイメージって180度変わっちゃう気がしてます。たとえば、このアルバムには、こんな詞が出てきます。

Most people think Great God will come from the skies
Take away everything, and make everybody feel high
But if you know what life is worth, You will look for yours on earth
And now you see the light
You stand up for your rights, Jah
ほとんどの人は、偉大な神が空から来て、すべての障害を取り除き、全員を幸福にしてくれると考えている
でももし、人生の価値が何であるかに気づいたら、この地上に自分を探そうとするだろう
いま、この光をお前は見た、お前の権利のために立ち上がれ

(「Get up, stand up」)

How many rivers do we have to cross,
Before we can talk to the boss? eh!
All that we got, it seems we have lost
We must have really paid the cost.
Burnin’ and a-lootin’ tonight
そのボスと話す為に、俺たちはどれぐらいの川を渡らなければならなかったろう
そのために俺たちはすべて失い、ものすごい支払いをしてきた
だから今夜、焼いて盗むのだ

(「Burnin’ and lootin’」)

 教会を作って反乱を統治するイギリスや白人のやり方にだまされないで、現実の権利を主張しろとか、搾取る為政者を燃やして奪えとか言ってます。これは、産業ロックとはまったく違う地平にあるプロテスト・ソングであって、ボブ・マーリーはこういう詞が多かったです。若い頃は、レゲエのほんわかした南国風のサウンドの印象だけで、お気楽極楽な音楽かと思ってたんです、僕。もしかすると他のレゲエはそうなのかも知れませんが、少なくともボブ・マーリーはまったく違う事に気づいたのは、20歳も過ぎた頃でした。

 このアルバムの後、バンドは「ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ」へと変わりますが、僕がいちばん好きなボブ・マーリー関係のアルバムは、これです。「Get Up, Stand Up」のほか、「I shot the sheriff」と、「Hallelujah time」「Burnin’ and lootin’」などなど、名曲ぞろい。僕は、オリジナル・ウェイラーズのアルバムはこれしか聴いてませんが、「オリジナル・ウェイラーズがいい!」という人の言葉は本当かも。いつか機会があったら、遡って聴いてみたいと思ってるんですが、そう思ったままもう何十年も経ってしまったなあ(^^;)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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