心に残った音楽♪

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『SANTANA / Ⅲ』

SANTANA 3 1971年発表、サンタナのサードアルバムです!これもセカンドアルバムと同じで、若いころに聴いた時はあと一歩と思っていたんですが、いま聴くと強烈、メッチャいい!!いや~この荒ぶる感じと押し引きの見事さ、たまらんです。サイケデリックの自由さ複雑さ、ロックの熱気、サルサやアフロキューバンの強烈なグルーヴ(実際、ティト・プエンテの曲のカバーもしてます)、フュージョン・ロック一歩手前のエレクトリック・インストの自由自在なカッコ良さ、西アフリカ音楽のような打楽器群のアンサンブルのすごさ…いやあ、初期のサンタナに外れなし、ものすごいです!
 文句なしにおすすめのアルバム!でも、若いころにマイナスに思った所も、なんとなく分かりました。曲がアメリカン・ソングフォームでなくて長尺なものが多く、それがアンサンブルパートよりもアドリブパートが多いので、なんとなく聴いていると、それぞれの曲のキャラクターがぼんやりしちゃって曖昧に聴こえたんじゃないかと。コードとリズムを決めて、あとはアドリブという箇所が多いんですよね。ジャムセッションみたいなもんで、構造が弱いな、みたいな。曲のテーマメロディもアドリブっぽい(というか、たぶんアドリブ)ものが多いです。ジャズのハードバップとかフリージャズもそうなんですが、こういうアドリブの比重が極端に高い音楽って、聴く側も演奏にかなり入り込まんで1音1音を捉えないと、大きく聴いてしまったら構造は単純だし弱いので、すぐに音楽を逃がしてしまうんだと思います。だから、聴く側の集中力が大事な音楽なんじゃないかと。
 でも、集中して聴きさえすれば、やっぱり素晴らしいアルバムです。初期サンタナに外れなし!これも間違いなくロック全盛期の大名盤!しかしこの翌年にさらにすごい最高傑作を作ってしまうんだから、サンタナは本当にすごいなあ。



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『Santana / Abraxas』

Santana Abraxas 狂喜乱舞のファーストアルバムに次いで出されたサンタナのセカンドアルバム、邦題は「天の守護神」です。1970年発表で、全米1位を獲得。こういうのが1位を獲得した時代や地域っていいなあ。今の日本ときたら…それは言わない約束か。でも実はこのアルバム、若いころに聴いた時はちょっと外したと思ってたんですが、いま聴くとメッチャいい!何聴いてたんだ若いころの俺は、叱っとかないといけないな(^^;)。ファーストアルバム「サンタナ」にあった粗削りな野蛮さが引っ込んだ分、ちょっと大人しく聴こえたのかも知れません。たしかにちょっとていねいに行って大人しくなったようなところもある気がしますが、それはそれでカッコいい!むしろ、あのまま勢い命のバンドにせず、音楽性を高める方向にいったそのディレクションが見事ではないですか!やっぱりサンタナは最高です。

 4曲目「Incident At Neshabur」のカッコ良さがヤバすぎます。強烈なグルーヴのリズムセクション、そこにテンション入りまくりのオルガンが被さり、そしてギターが入ったところでリズムが思いっきり変わります!うわあ、カッコいい…。そしてソロに入るとパーカッションを含めたリズムセクションをバックにフュージョンの如きコードプログレッションのオルガンソロが見事!そしてギターソロに行くと転調…もうこれはフュージョンロックですね、しかも最上級といってもいいかも。続く「Se A Cabo」もメッチャかっこいいい。すげえええ。
 こうした素晴らしい曲がいくつもありつつ、もうひとつ素晴らしいのがアルバムの構成です。アルバム全体のイントロダクションともなっているような1曲目から、大ヒットした2曲目「ブラック・マジック・ウーマン」への流れも見事。アルバム全体の構成が実によく練られててすごい。若いときは始まってからしばらくが少しダルく感じてたんですが、もっとアルバム1枚で組曲ひとつみたいな聴き方を出来てたら、ぜんぜん違って聞こえてたような気がします。

 僕がクラシックやジャズや民族音楽を悶絶するほど好きだからそう思っちゃうのかも知れませんが、僕が好きなロックって、サンタナとかクリームとかジェフ・ベックとか、あとはキングクリムゾンとかピンクフロイドとか、あとクイックシルヴァーとかなんですよね。みんな限りなくインストじゃん…って今気づいてしまいました(^^)。そして、やっぱりロックとジャズの合いの子のタイプのフュージョンって、ジャズサイドの人よりロックサイドの人の方がカッコいいものを作ると思ってしまいます(^^)。これは間違いなく、ロックの大名盤のひとつ。未体験の人はぜったい聴くべし、体験ずみの人ももう一度引っ張り出して聴こうじゃないですか、素晴らしいです!しかしサンタナはのちにこれ以上のアルバムを作ってしまう所が恐ろしい。。



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『SANTANA』

santana.jpg すっごいです!熱いです!死ぬまで手放したくない1枚、これぞロック!カルロス・サンタナ率いるロックバンド「サンタナ」のデビュー作、1969年発表です。
 ロック最大の歴史的イベント「ウッドストック」のアルバムについていつぞや書きましたが、サンタナの演奏した「Soul Sacrifice」は、間違いなくウッドストックのクライマックスのひとつ。ウッドストックでのサンタナとスライの演奏、僕はこれまでに何回聴いたことか。。そして、そのウッドストックでの衝撃の演奏となった「Soul Sacrifice」をスタジオで収録してのデビュー盤となったのがこれです。スタジオ盤なのでライブほどの狂ったような熱気はありませんが、それでもすごいグルーヴ。
 サンタナは、歌もたまに入りますが基本的にはインストバンドです。そして「ラテン・ロック」なんて言われてます。コンガとかのラテン・パーッション隊もいるし、実際にティト・プエンテのナンバーのカバーをしたりもしますしね。そして、ドラムとラテンパーカッション、そして図太いエレキベースの作りだすリズム隊がすごい。このアルバムは比較的アップテンポの曲が多いんですが、それらは基本的に同じフレーズをこれでもかと繰り返します。でも、ブラック・サバスみたいに飽きない。それは、パーカッション隊がメッチャすごいから。ベースがブイブイいわすから。もう、このグルーヴを延々きいていたくなるほどすごいです。コートジボワールとかの西アフリカのタムタム合奏の音楽が、トランス状態になってしまうようなひたすら続く熱いパーカッション・アンサンブルの演奏を繰り広げたりしますが、それをロックに持ち込んだ感じ。まずはこの凄すぎるリズム隊が神です。
 そして、オルガンとギターのヤバさ。オルガンはギュワ~~~~ンって感じ、扇動的でメッチャかっこいい!!ちなみにこのオルガンはグレッグ・ローリーという人で、のちにジャーニーというバンドを結成しています。ギターもファズがかった図太い音で弾きまくり、フレーズも何もかもかっこいい!僕的なロック3大ギタリストは、クラプトンジミー・ペイジジェフ・ベックじゃなくって、ジミヘンとサンタナとジェフ・ベックかも(^^)。
 最後に曲。初期のサンタナはブルース・ロックなんて言われる事がありますが、曲に関していうとブルース・ロックみたいな単純なスリーコード進行は少なくて、曲がメッチャよく出来てます。構成もすごく練られてるし、アドリブとトゥッティのバランスもいいです。もう、文句のつけどころなし。ギターもペンタ一発なんて演奏はないので、どの辺がブルースロックなのか僕にはよく分かりません。

 こういう、ものすごいテンションで同じリズムを繰り返しながらどんどん熱狂していく音楽って、死ぬほど好きです。どちらかというとアフリカとか東アジア、南アジア、中東の一部にあるトランス系の音楽が持っているタイプの音楽と思ってますが、これをロックでやったのがメッチャかっこいいです。これはぜったいに聴かないといけない一枚。ステレオを大音量にしてウーハーをブルブルふるわせて、ぜひ!!



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『Frank Zappa / The Grand Wazoo』

Frank Zappa The Grand Wazoo  『ワカ/ワジャカ』と同じ1972年に、フランク・ザッパが発表したアルバムです。あっちはソロ名義でしたが、その後に発表されたこっちはマザーズ・オブ・インベンション名義。でも、音楽はけっこう近くて、どちらもかなりジャズ寄り。『ワカ/ワジャカ』がよりアドリブ全開のジャズ・フュージョンに近くて、こっちはビッグバンドのアレンジにより力が入ったかんじかな?まあ、そのぐらいの差だとおもいます、誤差の範囲(^^)。

 デビュー当時はアヴァンギャルドなロックンロールバンドという感じだったマザーズは、どんどん色んな音楽をチャンポンしてより得体のしれないものになっていきましたが、このアルバムまで来るとバンドが相当にうまくなってます。ここまで出来るなら難しい曲もやりたくなるだろうし、ブラスセクション持ってるんだから凝ったビッグバンドアレンジもしてみたかったのかも。そういう意味で、ブラス・ロックっぽくて、色んな音楽をくっつけてどんどん展開する曲を書きあげてます。1曲目「Grand Wazoo」なんかその典型で、13分近い曲は簡単なコーラス形式じゃなくてガンガン展開するしリズムも変わるしトゥッティもバシバシ入るわで、演奏がかなり大変そうですが、しかし見事に演奏してます。これ、ミュージシャンは大変&楽しかっただろうな。。
 そんなわけで合わせ重視のアレンジ物の曲が続きますが、アルバム後半になるとアドリブ重視のプレイを聴かせる曲が連発。4曲目「Eat That Question」は、バンドがメッチャクチャうまいです、ものすごい疾走感の演奏、ザッパのギターソロもドラムのグルーブもとんでもなくカッコいい!!そしてラストナンバー「Blessed Relief」、これはもう上質なミドルナンバーのフュージョン。その辺のフュージョンバンドよりうまいんじゃなかろうか、しかもメッチャいい曲です。

 これだけ書くととんでもなくすごい作品に聴こえちゃうかもしれませんが、なんせマザーズ、要所要所にパロディが入るので、どこかで肩透かしを食う(^^;)。まあ、そこがザッパの音楽らしいって言えばらしいけど。僕はマザーズだとマジメに硬派な『Weasels Ripped My Flesh』とか『Uncle Meat』とかが好きですが、おふざけ部分は置いといて、アヴァンギャルド色は控えめの正攻法で作り上げた完成度の高いアルバム、ジャズ路線ではザッパの代表作のひとつに入る入念に作り込まれた力作だと思います!!いや~、ザッパってやっぱりすごいな、聴いていて引き込まれちゃいます。


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『Frank Zappa / Waka/Jawaka』

FrankZappaWakaJawaka.jpg フランク・ザッパがデビューしてからしばらく続けたマザーズ・オブ・インベンションというバンドが、うまいんだか下手なんだかわからない感じで、ロックでポップでアヴァンギャルドで気持ち悪くて素敵ですが(^^)、マザーズを離れたザッパのソロは、やっぱりキモチ悪いのは変わってないんですが、このへんからのザッパは確実にうまいです。ロックンロールもソウルもフュージョンもなんでもゴッチャ混ぜの闇ナベ状態で、ロックオペラ的でもあったり、言葉ではちょっと表現しきれません。躁状態で明るく病んでる感じといえばいいのかな?この『ワカ・ワジャカ』もグッチャグチャですが、比較的ジャズ/フュージョンに近いです。1972年発表で、あの名盤「HOT RATS」の続編として作られたみたいです。ディープ・パープルの「Somoke on the Water」の中で歌われている「フランク・ザッパ&マザーズのライブで対岸が火事でスモークオンザウォーター、火が空に!」と言っているのは、このアルバム発表直前のザッパのライブのことで、これでザッパは負傷して、こういうスタジオ制作志向のアルバム制作になったんだそうです。

 マザーズを離れたザッパのステージはとんでもなくハイレベルな演奏に魅せられるし、おちょくったような音楽に笑わされるし、なんか凄いエンターテイメントを見せられます。ウーマンラッシュアワーどころではない政治風刺もバンバン出てきます。でも、あまりにぶっ壊れすぎてて、若い頃は最高に楽しめたんですが、齢を喰って頭の固くなってきた今のボクにはついていけない所もあり(^^;)。でも、すごい演奏だけは今でも聴きたかったりして。このアルバムはザッパのアルバムの中ではアヴァンギャルド色控えめ、インスト・フュージョンとしてキモかっこいい!しかも、メッチャうまい。17分以上ある1曲目「Big Swifty」と11分ある4曲目「Waka/Jawaka」が、ブラスセクションの入ったジャズ・フュージョンで、プレイヤーのアドリブソロが入りまくるインスト。残りの2曲がパロディのような曲。僕は、フュージョン系の2曲ばかり聴いてます。しかもザッパのギターソロのところを重点的に(^^)。いや~、僕が鍵盤でものを考える人だからかもしれませんが、よくこんなフレージングを思いつくもんだと、いつも聞き惚れちゃうんですよね、ザッパのギターって。
 というわけで、ザッパのレコードの中では、かなりフュージョン色が強いアルバムじゃないかと。フュージョン系のインストのアドリブ炸裂しまくりのザッパを聴きたいという人に、超おススメの1枚です(^^)。



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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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