心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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映画『ジャッカルの日』

Jackal no hi フランス大統領の暗殺を依頼された殺し屋を描いた1973年の映画です。フレッド・ジンネマン監督、エドワード・フォックス主演。ちなみに、ジンネマン監督というのは、「尼僧物語」という大名画を撮った監督。「真昼の決闘(ハイ・ヌーン)」という名作西部劇も撮影してます。

 いや~面白かった!!殺し屋とかスパイものの映画は、ありえないスーパーマン系とか、一般人には荒唐無稽すぎるハイテク装備なヤツとかはあんまり好きじゃないんですが、リアル系はメッチャクチャ面白い!この映画の凄いところは、原作者のフレデリック・フォーサイスが、イギリス空軍とロイター通信の特派員の実務経験があった人だったというところ。空想の創作じゃなくって、細部がリアルです。実際に存在するテロリストもこの原作を読んでいたというのは有名な話で(持ち物から原作本が出てきたみたい。イスラエル首相を暗殺したイガール・アミルとか、ブッシュ大統領を20暗殺しようとしたウラジミール・アルチュニアンなんかもこの本を読んでたそうです)、またこの話も史実をもとに作られた創作というのがリアルさを増してます。偽造パスポートの作り方とか、それを見破る警察の捜査の仕方とか、潜伏の仕方とか、それを洗い出す警察の手法とか、実にリアル。これは悪い人が見ちゃいけない映画かも(^^;)。警察もかなり賢くて、予想以上の見事さで殺し屋を追い詰めます。しかし、殺し屋も一流だけあって、暗殺グループ側の仕掛けたスパイの情報をもとに、ギリギリのところで危機を回避し、女性をひっかけて女性の部屋にもぐりこんで息をひそめ、車が割れたという情報をきけば森にかくして車を塗りかえ…観ていて目を離す隙がありませんでした(^^)。やっぱり、とんでもないハイテクを駆使した一般人ではありえないようなスパイものより、こういうリアルな方が感情移入しやすくていいなあ。。そして、ジャッカルの正体にかんする最後の警察の見解が…いやあ、これはいい映画です!有名な映画のうえ、今みても面白さ満点。アメリカ映画ながらヨーロッパ各地で撮影されて観光気分も味わえるし、クライムサスペンス系の映画が好きな人に推薦です(^^)。



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『Jimi Hendrix Experience / Radio One』

Jimi Hendrix Experience Radio One ジミヘンはアメリカのミュージシャンですが、ブレイクしたのはイギリス。イギリスでは受けまくり、ラジオ局にファンのリクエストも殺到してラジオ出演が相当に多かったみたいです。このCDはジミヘンがBBCのラジオ番組に出演した時の音源集です。このCDに収録された番組は「Saturday Club」「Top Gear」「Alexis Corner’s Rhythm & Blues Show」の3つ。クリームのBBC出演CDみたいにナレーションが残っている事も音が劣悪という事もなく、スタジオ盤と同等かそれ以上の音質!いや~こんなに音がいいんだ。。

 驚きはその演奏。作曲してすぐ録音のスタジオ盤と違ってライブで演奏しまくってこなれたのか、演奏がめっちゃ体についてて、キレと勢いがすごい!!オーバーダビングもないので、本当にギター1本で弾き切ってます。また、ライブだと延々とアドリブしちゃったりするところが、曲を3分ぐらいで一気にまとめてしまうので、グダグダになる事が無い!モンタレー・ポップ・フェスティバルのオープニングで演奏して、そのすごすぎるギタープレイで「ロックギターの神様」扱いされるきっかけになった「Killing Floor」も演奏してますが、はっきり言ってこっちの演奏の方がすごい、なんだこのグルーブは…。ギタープレイのテクニックだけで言えば、僕はジミヘンの残された音源の中では、このCDに入っている「Killing Floor」と、ジミヘンの映画で演奏していた12弦アコギ弾き語りの「Hear My Train Comin’」の2曲が、いちばんすごい演奏だと思ってます。他にも、正規盤には入っていないインスト曲「Drivin’ South」のとんでもなくドライヴする演奏、ビートルズをファズで歪ませまくってリードもサイドも同時に演奏する「Day Tripper」などなど、つまらない演奏なんてひとつもなし、強烈なパフォーマンスです。

 ジミヘンって作詞とか作曲とかギター演奏とか暴発するテンションとか、色んな所がすごいですが、ロック/ポップス系の2~3分の曲をキレッキレに演奏する時のカッコよさはヤバいです。短い曲をとんでもないプレイで弾き切る時のすごさを見せるジミヘンを聴くなら、僕的にはデビュー前のカーティス・ナイトのバンドでの演奏と、このBBC出演時の演奏が絶対のオススメ。正規盤じゃないなんて敬遠してはいけません、「Bold As Love」とか「Cry Of Love」みたいなレコーディングスタジオ録音のオリジナル・アルバムより、一発録りで疾走するこっちの方が絶対にオススメです!!



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『Jimi Hendrix / Blues』

Jimi Hendrix Blues ジミヘンの死後ずいぶん経ってから発表されたコンピレーション・アルバムです。コンピレーションとはいっても、オリジナル・アルバムや有名なライブ盤などからのセレクトは1曲もないので、よほどのファンでない限りは、ほとんどダブらずに済むんじゃないかと。そしてこのCD、演奏テクニック的な意味ではジミヘンのいちばんすごい演奏のひとつを聴く事が出来る1枚だと思います!

 僕がこのコンピレーションを買った理由が3つありまして、ひとつは1曲目に入っている「Hear My Train Comin’」の12弦ギターでのアコースティック演奏。これ、有名な演奏なので聴いた事がある人も多いと思うんですが、これが欲しかった。この演奏はジミヘンの映画で、ディレクターの要望に応えてバックステージでサラッと弾いたもの。そういうわけで映像も残ってるんですが、若い頃にこれを見てぶったまげたのでした。はじめてこの映像を見た頃の僕はまだ中学生、戦前ブルースもクラシック・ギターも未体験の頃で、モノトニックベースみたいにバスラインと和音とメロディを同時に演奏してしまうギター演奏を聴いた事が無かったんです。これが衝撃で、「うわ、これはすげえ…」とぶったまげてしまったのです。テクニック的な意味だけで言えば、僕がいちばんすごいと思ってるジミヘンの演奏は、この「Hear My Train Comin'」のアコギ独奏と「Radio One」というラジオ番組でジミヘンが演奏した「Killing Floor」の2つです。ジミヘンを語るなら、ぜひこの2つを聴いてからにしてほしいというほどの快演です…って、どちらも正規盤には入ってないんですよね(^^;)。

 もうひとつの理由は、「Catfish Blues」が入っていた事。この曲、オリジナルアルバムには入ってないんですが、先ほど触れた「Radio One」で演奏していて、それがなかなかすごかったんです。スリーコードなジャム的ではあるんだけど、基本リフはきっちり作ってあって、最後に展開部もつけてあって、これだけで音楽がグッと締まるうえに劇的になっていたのです。スリーコードだからジミヘン弾きまくりだしね(^^)。そして、このCDに収録されているテイクは…「Radio One」のものとはぜんぜん違う感じ、そしてどちらも素晴らしかった!!

 3つ目の理由はおまけみたいなものですが…このCDが出た頃、僕はもう音大生。ロックもジミヘンもとっくに卒業していて、毎日の課題に追われてひいひい状態、ロックは聴いてる暇すらない状態でした。だから、上のふたつを満たしていても、買うのにちょっと躊躇してしまったんです。でも、クレジットを眺めていると…お、なんだこの「Jelly 292」という曲は?聴いた事が無いぞ…というわけで、最後のひと押しをされて購入。でもこれは単なるスリーコードのブルースジャムでした(^^;)。でも2コーラス目にジミヘンが演奏しているリフはどこかで聴いた事があるので、ジミヘンのなにか別の曲に生かされてるのかも。
 
 このアルバム、他にも面白く感じるものが色々入っていて、「Voodoo Chile」のスライト・リターンじゃない方の別テイク(!)とか、ファンク調でマディ・ウォーターズの「Manish Boy」を演奏していたりとか、ジミヘンのファンなら聴き逃せない1枚じゃないかと。僕的には、オリジナルアルバムの「ボールド・アズ・ラブ」よりだんぜん面白く感じた1枚でした。やっぱり1曲目が強烈だな(^^)。。



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『Jimi Hendrix / Crash Landing』

Jimi Hendrix Crash Landing ジミヘンのLP時代に発表された未発表スタジオ録音集、「War Heroes」に続きまして「クラッシュ・ランディング」!これはけっこう悪名高い1枚で、バックバンドの演奏を差し換えたり、ギターまでジミヘンでない人が演奏してオーバーダビングしたものもあるそうです(^^;)。でもけっこう面白い。あ、そうそう、『WAR HEROES』とちがって、こっちのLPの音源の一部は『The Jimi Hendrix Experience』という4枚組CDボックスに再収録されたみたいですが、ぜんぶは入ってないみたい。あ、ちなみにこのボックスはめちゃすばらしいので、いつかまた感想を書いてみたいと思います(^^)。

 有名曲も入っていて、バンド・オブ・ジプシーズのレコードでライブ演奏してた「Message to Love」のスタジオ録音とかも入ってます。シングルを集めたLP『SMASH HITS』に入っていたものとは違う「Stone Free」の別テイクも入ってます。あと、CDで新たに他のアルバムにまとめられたかというと、そうでない曲もちょっとあるみたいで、これがつまらない曲だったら手放しても問題ないと思うんだけど、面白いから困ったもんだ(^^;)。「Peace in Mississippi」という曲なんかは、インストの超ヘヴィーロックという、ちょっとジミヘンとしては珍しい感じの曲でしかもかなりカッコいいんですが、どうもこのファズ全開のサイドギターが問題のオーバーダビングかも、だってこんなギターの音やパワーコードだけで押すジミヘンなんて聞いた事ないし。そして、このめずらしいトラックがCDだと聴けない…。最後の「Captain Coconut」なんかも、デビューアルバムに入っていた天才的な曲「3rd stone from the sun」みたいで面白かったんですが、これもCDだと聴くのは難しいらしいです。というわけで、これは『WAR HEROES』と違って、ジミヘンの音源をぜんぶ押さえたいなら、このレコードに入ってる曲を他のCDで揃えるのはかなり困難(不可能じゃないみたいですが、かなり色々買わないといけないっぽい…)、このアナログ盤をゲッチュするのが速いかも。いや~僕もジミヘンマニアの気がちょっとだけあるのかな(○´∀`)ノアハハ。


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『Jimi Hendrix / War Heroes』

Jimi Hendrix War Heroes 久々にロックギターの神様、ジミ・ヘンドリックスを聴いてます。今回は持ってるけどあんまり聴かないレコードに集中!僕が若いころはアナログ盤が現役だったもんで、うちにはけっこうLPがあります。CD時代になり、クラシックはCDで買うようになったんですが(交響曲でいちいち盤をひっくり返したくなかった)、ジャズやロックはアナログを好んで買ってました。アナログの音が好きという事情もあったんですが(出た当初のCDはキンキンした音でかなりキツかった)、貧乏だったもんで中古LPが安かったのも大きかった^^。レコードプレイヤーやレコード針が生産されなくなるという噂もあったからなのか、投げ売り状態で中古LPが安かったんです。中学高校の頃でしたね。

 そんな中、レンタルするのと変わらないぐらいの値段だったもんだから買いまくったもののひとつが、ジミヘンのスタジオ録音の未発表音源。ジミヘンってすごい数のレコードが出てますが、オリジナルのスタジオ盤は3枚しかないんですよね。でも、大人気の人なので、未発表音源を集めたレコードがバンバン出てました。LP時代はこの『WAR HEROES』のほか、『Cry of Love』、『Crash Landing』、『Rainbow Bridge』、『Loose Ends』、『Midnight Lightning』なんてアルバムもあって、その数は公式アルバムの倍以上(^^;)。これにライブ盤を合わせると、とんでもない数のレコード数になります。ファンにはそれがたまらないかも知れないし、僕もちょっとその気があって、ライブ盤で「おお、ライブで演奏するとあのしょぼいFOXY LADY がこんなにカッコよくなるのか!」とか感動してましたし (・ω・)。そんでもって、これらの音源は今は『South Saturn Delta』と『First Rays of the New Rising Sun』という2枚のCDにまとめられたらしいんですが、これらCDに事後発売のLPの音源がぜんぶ収録されたのかどうかは、僕には分かりません。すみません。

 さて、『War Heroes』です。あの超有名なウッドストックでもプレイされた「IZABELLA」やインスト曲(このアルバムでは「BEGINNING」というタイトル、ウッドストック2だと「Jam Back At The House」というタイトルになってる^^;)のスタジオ録音も入ってます。でも、スタジオで遊び半分のいい加減にやったようなジャムも、ただのスリーコードを回してる程度でまだ曲が完成してなかったんじゃないかという曲も入ってます。商売として絶妙なのは、つまらないものばかりじゃなくって、半分ぐらい面白いものやライブで演奏されていた有名な曲のスタジオ録音入ってるもんで手放せない(^^;)。A面ラストの「STEPPING STONE」なんて火の出るようなギターソロでかなりカッコよかったし。う~んさすがレコード会社、小出しにして売るのがうまい。ジミヘンを聴く時に最初に買うレコードではないですが、オリジナルのスタジオ盤や有名なライブ盤をひととおり聴いた人なら、買っても意外とハズレでない1枚、これらの曲をアナログ盤で聴くならこれしかないですし。でもアナログにこだわらないんだったら再編集のCDで(^^)。



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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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